映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』で若きグリンデルバルドを演じたジェイミー・キャンベル・バウアーが、じつは当初、ハリー・ポッター役の候補のひとりであったことが明らかに。(フロントロウ編集部)

下ネタが原因でハリー・ポッター役を逃した!?

 Netflixのオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で、シリーズ史上最凶の悪役と言われるヴェクナを演じて話題になった俳優のジェイミー・キャンベル・バウアーが、オーディションでの失敗談をポッドキャスト『 Happy, Sad, Confused(原題)』で語った。

 ジェイミーは、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』と『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の両方で若き日きのゲラート・グリンデルバルドを演じていることで知られるが、じつは当初、主人公のハリー・ポッター役の候補のひとりだった。ジェイミーによると、あるとき彼が通っていた学校に、ハリー役あるいはそのほかの役の候補者を探しにキャスティングの担当者がやってきたそうで、大勢のなかからジェイミーが選ばれたという。

画像: 下ネタが原因でハリー・ポッター役を逃した!?

 「僕はハリー役の候補だったんです。『ハリー・ポッター』シリーズの1作目を作るとき、僕は(監督の)クリス・コロンバスに会いにロンドンに行きました。事前に何かジョークを用意するように伝えられていたので、僕はちょうど最近聞いた、妖精がクリスマスツリーの上に座っている理由についてのジョークを披露することにしたんです。誰かのお尻の下にクリスマスツリーがあるという、すごく下品なジョークでした。それをオーディションで言ったんです。言ったあと、沈黙の空気が流れました。僕は『終わった。(このことは忘れて)前に進むときだ』と思いましたね」

 オーディションに落ちた理由については何も聞かされていないというが、少なくともジェイミーはこのとき口にした下ネタが原因で候補から外されたと考えているよう。

 ちなみに、映画『トワイライト』シリーズの主人公エドワードを演じる話もあったそうで、先方はジェイミーにかなり強い興味を示していたというが、ちょうど映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』が公開された直後でスケジュールが合わず、破断に。結局、エドワードはロバート・パティンソンが演じることになったが、先方の熱烈なラブコールもあって、シリーズ2作目からカイウス役での出演が決まった。(フロントロウ編集部)

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