ヘンリー王子の妻であるメーガン妃は、エリザベス女王がいるスコットランドへは行かずにロンドンに留まったと見られる。(フロントロウ編集部)

エリザベス女王逝去でヘンリー王子は渡航、メーガン妃はロンドンに留まる

 現地時間の9月8日に、イギリスのエリザベス女王が96歳で逝去。英国王室によると、「穏やかに亡くなられた」という。女王が滞在していたスコットランドには、子女のチャールズ新国王と妻のカミラ、アン王女、エドワード王子と妻のソフィー、アンドリュー王子、そして孫のウィリアム王子やヘンリー王子らが駆けつけた。

 現在はアメリカに住むヘンリー王子は、9月9日夜にロンドンで行なわれるWellChild Awardsに出席する予定だったが、予定を急遽変更してスコットランドのバルモラル城へ向かった。ロイヤルファミリーに関するニュースを専門とするOmid Scobieは当初、王子の妻であるメーガン妃も共に行動すると報じていたが、メーガン妃はロンドンに留まった。その理由について、ロイヤルファミリーに詳しいケイティ・ニコルは米ETでこう分析している。

 「ロイヤルファミリーは、祖母の意識があるうちにバルモラル城へ到着できなくとも、ヘンリー王子にはそこに来て欲しかったのだと見られます。しかしメーガン妃は一家に加わることに招待されなかったのだと、私たちは理解しています。メーガン妃はバルモラル城へは別の時に訪問すると言っていたようです。しかしヘンリー王子が妻なしでバルモラル城へ渡航したことは、非常に大きな出来事だと思います」

画像: エリザベス女王逝去でヘンリー王子は渡航、メーガン妃はロンドンに留まる

 ヘンリー王子&メーガン妃夫妻と英国王室の間にある確執は、なくなってはいない。それは今回の出来事でも影響を及ぼしたよう。

 とはいえ、女王の元へ向かわない判断をしたのはメーガン妃だけではない。ウィリアム王子とキャサリン妃の3人の子どもたちは、なんと9月8日が新しい学校の初日だった。そのため、子どもたちとキャサリン妃は自宅に残った

 また、アンドリュー王子の娘であるユージェニー王女はポルトガルに住んでいるため、女王の元へ行くことは叶わなかったと見られる。さらに、姉のベアトリス王女もイギリス国内にはいるものの、スコットランドへ渡航できなかったと伝えられている。

 現在ヘンリー王子とメーガン妃が主催するチャリティ団体Archewell Foundationは、ホームページを真っ黒にし、エリザベス女王の名前を掲げて哀悼の意を表している。また、エリザベス女王のニックネームと同じリリベットと名づけられた夫妻の第2子は、6月に開催されたエリザベス女王の在位70周年を祝う式典「プラチナ・ジュビリー」で曾祖母と対面を果たせている

(フロントロウ編集部)

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