キャサリン妃がエリザベス女王の棺を前に悲しみをあらわに
現地時間9月14日、イギリス・ロンドンのバッキンガム宮殿に安置されていたエリザベス女王の棺がウェストミンスターホールへと運ばれた。その後、同ホールで行われた礼拝には、チャールズ国王やウィリアム皇太子、キャサリン妃などの主要ロイヤルメンバーに加え、王室との確執を噂されるヘンリー王子と妻のメーガン妃も参列した。
礼拝の最中に込み上げるものがあったのか、それまでずっと平静を装っていたキャサリン妃が、まばたきをして必死に涙をこらえる瞬間も。
そのすぐうしろでメーガン妃も悲痛の表情をしていた。
また、ヘンリー王子が右手で目頭のあたりをおさえて、涙を拭うような仕草をする場面もあった。同様に、エリザベス女王の三男のエドワード王子の妻ソフィー妃や、女王の次男アンドルー王子の次女ユージェニー王女も目に涙を浮かべていた。
ちなみに、バッキンガム宮殿からウエストミンスターホールまでの葬列を肩を並べて歩くウィリアム皇太子とヘンリー王子を見た人たちからは、その姿が25年前の故ダイアナ元妃の葬儀と重なって“胸が痛む”という声も聞かれた。
エリザベス女王の棺は、葬儀当日の19日午前6時半までウェストミンスターホールで一般公開される。すでに大勢の人たちがウェストミンスターホール周辺に集まっていて、最終日までに75万人以上が弔問に訪れることが予想されている。(フロントロウ編集部)