エリザベス女王の葬儀で超大物シンガーの妻が警備にあたる
「Sailling(セイリング)」などの代表曲で知られるシンガーのロッド・スチュワートの妻ペニー・ランカスターが、現地時間9月19日、英ロンドンのウェストミンスター寺院で行なわれるイギリス王室のエリザベス女王の葬儀に、特別警察官として勤務することをテレビ番組『Good Morning Britain(原題)』で認めた。ご存じの方もいると思うが、元モデルのペニーは2020年からロンドン市警でボランティアの特別巡査として働きはじめ、2021年4月に特別警察官の資格を手に入れた。
先週金曜にセント・ポール大聖堂で行われた追悼式でも周辺の警備にあたったペニーは、「金曜日にセント・ポール大聖堂で行われた女王陛下の追悼式典で働くことができ、大変光栄に思っています。私は昨年4月、女王陛下のもとで特別警察官の宣誓に署名しました。女王陛下とチャールズ新国王が継ぎ目のない絆で結ばれているように、私の誓いはこれからも国王とともにあります」、「月曜日(葬儀当日)に再び、歴史的瞬間に奉仕できることをとても誇りに思います」と語った。
ちなみに、ペニーによると、かつて王室の晩餐会で当時まだ皇太子だったチャールズ国王と同席する機会があったそうで、「私はひどく緊張していたのですが、女王と同じように、彼は私を安心させてくれました。大皿から料理を取って自分の皿にのせようとしたときのことです。私と彼の皿のあいだの白いテーブルクロスの上に(料理を)落としてしまったんです。(あまりの失態に)会場の外に放り出され、二度と戻ってくることはできないだろうと思いました。でも、チャールズ国王は“心配しないで”という顔をしてくれました。そして、『私もいつもやってしまう』とおっしゃってくださいました。その後、ロッドがパフォーマンスを披露しているときに、一緒にダンスを踊りました」と、晩餐会での出来事を同番組で振り返っている。(フロントロウ編集部)