ペドロ・アルモドバル監督と主演ペネロペ・クルスの黄金コンビで贈る最新作『パラレル・マザーズ』が11月3日(木・祝)より全国公開となる。公開前に都内で実施される、トークショー付き試写会に10組20名様のフロントロウ読者をご招待。(フロントロウ編集部)

ペドロ・アルモドバル監督がライフワークである「母の物語」を描く

画像: ペドロ・アルモドバル監督がライフワークである「母の物語」を描く

 自らの人生を投影した前作『ペイン・アンド・グローリー』で、引退同然の映画監督が再び創作に生きる力を取り戻すまでを描き、世界各国から絶賛されたペドロ・アルモドバル監督。この度、待望の最新作『パラレル・マザーズ』では、ライフワークでもある母の物語に戻り、同じ日に母となった2人の女性の数奇な運命と不思議な絆、そしてこの困難な時代における生き方を描いている。さらに、アルモドバル監督の中で年を重ねるごとに重要となっていった「スペイン内戦」。それを彼らしいアプローチで人生のドラマの中に織り込み、深く広い多様な世界観を作り上げた。目の前の人を愛することの大切さを教えてくれる内容となっている。

 主人公のジャニスには、アルモドバル監督のミューズ、ペネロペ・クルス。答えの出ない問いを抱え続けるジャニスの複雑な心情を、揺れる眼差しで見事に体現し、昨年のヴェネツィア国際映画祭では最優秀女優賞に輝き、数々の海外映画賞で高い評価を得た。想定外の妊娠に戸惑う17歳のアナ役には、これが長編映画2作目の出演となるミレナ・スミット。

『パラレル・マザーズ』あらすじ
フォトグラファーのジャニス(ペネロペ・クルス)と17歳のアナ(ミレナ・スミット)は、出産を控えて入院した病院で出会う。共に予想外の妊娠で、シングルマザーになることを決意していた二人は、同じ日に女の子を出産し、再会を誓い合って退院する。だが、ジャニスはセシリアと名付けた娘と対面した元恋人から、「自分の子供とは思えない」と告げられる。そして、ジャニスが踏み切ったDNAテストによって、セシリアが実の子ではないことが判明する。アナの娘と取り違えられたのではないかと疑ったジャニスだったが、激しい葛藤の末、この秘密を封印し、アナとの連絡を絶つことを選ぶ。それから1年後、アナと偶然に再会したジャニスは、アナの娘が亡くなったことを知らされる。

 11月3日(木・祝)より全国公開となる『パラレル・マザーズ』のトークショー付き試写会にフロントロウ読者をご招待。

『パラレル・マザーズ』トークショー付き試写会
【日時】10月25日(火)18:00 開場/18:30 開映(上映時間:123分)
※上映終了後、トークショー実施予定
【場所】インスティトゥト・セルバンテス東京
【募集人数】10組20名様
【応募締切】10月9日23:59
【応募方法】フロントロウの公式ツイッター(@frontrowjp)をフォローし、以下のツイートをリツイートすれば応募完了

【注意事項】
※新型コロナウィルスの感染拡大状況や天候等の状況により中止になる可能性がございます。予めご了承ください。
※当日は新型コロナウィルス対策の下で実施いたします。当日、ご体調の優れない方はご来場をお控え頂きますようお願い致します。
感染症予防対策として、マスクの着用を必須とし、試写会受付にてアルコール消毒液での手指の消毒、検温のご協力をお願いいたします。
当日行われる検査等で入場をお断りさせて頂く可能性がございます。予めご了承ください。
※試写会当日を含む2週間以内に、参加者とその同居人に発熱や咳等の症状がある場合は試写会に参加できません。
※会場内での大声での会話などはお控えください。
※満員の際は消防法によりご入場をお断りいたします。開演後のご入場は堅くお断りいたします。予めご了承ください。

(フロントロウ編集部)

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