ジョージ王子たちが強い関心を示していたこととは一体
イギリス王室のウィリアム皇太子と妻のキャサリン妃が、現地時間9月19日にウィンザー城のセント・ジョージ礼拝堂で行われたエリザベス女王の埋葬礼拝を陰で支えたボランティアやスタッフと面会し、感謝の言葉を伝えた。
英Hello!によると、何人かのボランティアやスタッフと話をしたキャサリン妃は、「子どもたちの学校の送り迎えをするときに、準備しているところを見ました。着々と準備が進んでいるのがわかりました」と語ったという。
ご存じの方もいると思うが、ウィリアム皇太子一家はこの夏、ロンドンのケンジントン宮殿から、エリザベス女王が晩年暮らしていたウィンザー城の敷地内にあるアデレード・コテージに引越しをした。それに伴い、夫妻の長男のジョージ王子と長女のシャーロット王女は新しい学校に通うことになり、次男のルイ王子も同じ学校のプレ・プレップスクールに入学することになった。学校の初日はエリザベス女王が亡くなったのと同日だったが、子どもたちは早退することなく最後まで授業に参加。エリザベス女王の訃報が伝えられたあとも、一度も休むことなく学校に通っている。
ウィリアム皇太子とキャサリン妃は、公務などの用事がないときは自分たちで車を運転して子どもたちの送り迎えをしており、キャサリン妃は同じ敷地内にあるウィンザー城で礼拝の準備が進められる様子を運転席から見ていたそう。
エリザベス女王が亡くなった影響を最小限に抑えるために、キャサリン妃たちは子どもたちをいつもどおり学校に通わせることで“普通”を保つ努力をしたというが、周囲が慌ただしいことに子どもたちも気づいていたようで、とくにジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子の3人は、ウィンザー城の上空を飛んでいた警備用のドローンに興味津々だったという。キャサリン妃によると、子どもたちはドローンをキラキラした目で見ていたそうで、それについて質問されたことも明かした。
ちなみに、19日に行われたエリザベス女王の葬儀にはジョージ王子とシャーロット王女も参列した。ルイ王子の姿がなかったのは、1日がかりで行われる葬儀に参列するには幼すぎると判断されたからだと言われている。(フロントロウ編集部)