汗のニオイは気になるけれど、ケミカルな香りは苦手…。そんな人にピッタリなのは、肌や環境へのやさしさと抗菌防臭効果を兼ね備えた“ナチュラル派”のデオドラント。これまでのデオドラントとの違いやおすすめのアイテムを厳選してお届け。(フロントロウ編集部)

次世代デオドラントとは?

 「デオドラント」とは、気になる汗のニオイや体臭をおさえる成分が入ったアイテムのことで、汗をかいた後のニオイを軽減してくれる。デオドラントと似た製品として「制汗剤」があるけれど、こちらは肌を引きしめたり、汗腺をふさいだりすることで発汗を抑え、汗ジミやベタつきを予防するのが目的。

画像1: 次世代デオドラントとは?

 これらのデオドラントには、これまで爽快感を与える「アルコール」や「メントール」、汗腺をふさいで汗を減らす「塩化アルミニウム」や「クロルヒドロキシアルミニウム」などの成分が含まれているのが一般的だった。

 一方で、これらの化学成分は皮膚への刺激が強いものも多く、また人工的でケミカルな香り(合成香料)に苦手意識を持つ人も少なくない。

 とくにデオドラントに含まれる「アルミニウム」には、人体への悪影響が長年懸念されており、クリーンビューティの専門家であるジェニー・デュランスキー氏は「制汗剤に含まれるアルミニウムが、乳がんやアルツハイマー病の原因になるかどうかについては、いまだに議論が続いています」と米Byrdieでコメント。まだまだ科学的なデータが少ないこともあり、アルミニウムが人体にとって有害なのか安全なのかの結論は出ていないという。

画像2: 次世代デオドラントとは?

 そんななか、近年海外で注目を集めているのは、植物由来の天然成分で作られた、肌にも環境にも優しいナチュラル・オーガニック系のデオドラント。

 アルミニウムの代わりに、汗のニオイや体臭を抑える「炭酸水素ナトリウム(重曹)」や、殺菌力に優れた天然成分「ティーツリー」などを使用。また、合成香料の代わりにゼラニウム、パチュリ、ユーカリ、レモングラス、ラベンダーなどの天然精油を使用しているため、イヤなニオイを抑えつつ、上質でナチュラルな香りを楽しめるのもポイントのひとつ。

画像3: 次世代デオドラントとは?

 ただし1点だけ注意したいのは、デオドラントと体臭との相性。Credo Beautyのアシスタントバイヤーであるエミリー・ココ氏は「すべての処方が万人にぴったり合うわけではありません。肌や微生物叢は人それぞれ異なるため、さまざまな成分に対して異なる反応を示す可能性があります」と語り、「自分の体臭に合う香りや成分を見つけるまでに、試行錯誤することがあるかもしれません」と話を続けた。

おすすめのナチュラルデオドラント3選

 今回はそんな海外で注目を集めるナチュラルデオドラントのなかでも、とくに人気のアイテムを3つピックアップ。ぜひ新しいアイテムを購入するときの参考にしてみて。

made of Organics「 ホワイライトDE ロールオンEX」

 made of Organics(メイドオブオーガニクス)の「ホワイライトDE ロールオンEX」は、スーパーフードで知られる「ノニ」を配合したナチュラルデオドラント。肌に密着しやすいロールオンタイプで、手を汚さずムラなく塗布。さらにプラカシーオイル、オーガニックアロエベラジュース配合で肌にうるおいを与え、透明感アップをサポートする。

画像: made of Organics「 ホワイライトDE ロールオンEX」

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Native「ココナッツ & バニラ ナチュラル デオドラント」

 Native(ネイティブ)の「ココナッツ & バニラ ナチュラル デオドラント」は、アルミニウム、パラベン、フタル酸エステル、タルクを含まないスティックタイプのナチュラルデオドラント。炭酸水素ナトリウム(重曹)に加えて、ココナッツオイル、シアバターを配合。サラッとした使用感で、持ち運びにも便利。

画像: Native「ココナッツ & バニラ ナチュラル デオドラント」

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Z&MA「リフレッシュロールオン デオボーイズ」

 仏オーガニック認証コスメブランドZ&MA(ゼットエマ)の「リフレッシュロールオン デオボーイズ」は、気になる汗のニオイを植物由来のフレッシュな香りでカバーするロールオンタイプのナチュラルデオドラント。アロエベラ葉エキスとゼニアオイ花エキスが肌をひきしめてすっきりとケア。99%自然由来、全成分の30%がオーガニック原料で、肌をやさしくいたわりながらニオイを抑えてくれる。

画像: Z&MA「リフレッシュロールオン デオボーイズ」

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(フロントロウ編集部)

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