マットリップで「老け見えしない」コツとは?
ここ数年、秋冬メイクの大定番といえば“マット”な質感のリップ。唇にピタッと密着して鮮やかな発色を長時間キープしてくれるほか、秋冬らしい落ち着いた色合いとも相性が良いため、唇にひと塗りするだけで、一気にこなれ感のあるメイクに仕上げてくれる人気のアイテム。
一方で、なかには「唇の乾燥が気になる」「老けて見えてしっくりこない...」という声も。そこでセレブを手がける人気メイクアップアーティストたちが、マットリップを塗る時に気をつけたいメイクのポイントを米Byrdieで紹介した。
1.唇のコンディションを整える
ニューヨークを拠点に活動するセレブメイクアップアーティストのジュディ・ギャベイによると、リップメイクで老け見えしてしまう最大の原因は「唇の縦ジワ」。とくにマットな質感のリップは、どうしても乾燥しやすく、余計に唇の縦ジワが目立ちやすいそう。
そのため、マットリップをきれいに塗りたいなら、まず唇の土台を整えるのがマスト。
ジュディは「マットリップを一日中快適に、そして発色を長持ちさせたいなら、事前に準備しておくのが一番です」とコメント。「前日にリップマスクをして寝るか、メイクをする前にリップバームを塗るのがいいでしょう。唇がふっくらして、マットリップの化粧ノリがグッと良くなります」とアドバイスした。
唇の乾燥がひどい場合は、リップスクラブを使うのもひとつの手。メイクアップアーティストのアレクサ・パーシコは「ココナッツオイルに少量の砂糖を混ぜたDIYリップスクラブは、手軽で簡単に作れるし、しっかり唇を整えられます」と助言。
2.リップブラシを使って塗る
マットリップを塗るとき、直接唇に塗るという人が多いと思うけれど、メイクアップアーティストのダコタ・アレクサンドラいわく、プロは「リップブラシ」を使って塗ることが多いそう。
ダコタは「マットリップを塗るときは、必ずリップブラシを使って塗ってます。そのほうが、直接唇に塗るよりも正確に仕上がります」と説明。とくにマットリップは乾燥しやすく、厚塗り感が出やすいため、リップブラシを使ったほうが均一にキレイに仕上がるとダコタは言う。
最後に、アレクサは「(マットリップは)リップブラシで塗るのがおすすめですが、直接唇に塗っても構いません。ただし、どんな塗り方をするにせよ、マットリップは“ひと塗り”で十分です」と強調。「何度も塗り重ねるのはオススメしません。マットリップは本当に少量でいいんです」と締めくくった。
秋気分を盛り上げてくれる人気アイテム「マットリップ」。なんだか老け見えしてマットリップは苦手…という人は、プロの意見を参考にしてみては。(フロントロウ編集部)