エディ・レッドメインと妻ハンナ・バグショーの出会いは、甘酸っぱかった。(フロントロウ編集部)

高校生の頃に出会ったエディとハンナ

 映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズや『博士と彼女のセオリー』、『リリーのすべて』などで知られるイギリス人俳優のエディ・レッドメインは、2014年にショービズの世界以外で働いているハンナ・バグショーと結婚。現在は2人の子どもを育てており、4人家族として幸せな家庭を築いている。

 そんなエディとハンナは、高校生の頃からの付き合い。とはいっても恋愛関係に発展したのは10年以上が経ってからのことで、長らく友人だったそう。エディによると、2人の出会いは、ハンナが通っていた女子校で開催されたチャリティファッションショー。

 2015年に英Daily Mailのインタビューで、「その後のパーティーで部屋の向こうにハンナを見かけて、とても美しくて、とても面白くて、さらに僕と同じようにアートや演劇が好きだと分かって、友達になりました」と話した。ちなみに彼は、こんな面白い青春なエピソードも明かしている。

 「上半身裸でステージを歩かなくてはいけなくて…。僕は青白くてそばかすいっぱいの少年だったので、僕が出て行った時は観客の女の子たちはなにも反応しませんでしたが、僕の後が学校一のイケメンだったので、女の子たちは全員大騒ぎになって、それは今でも心の傷になっていますよ!(笑)」

画像: 高校生の頃に出会ったエディとハンナ

約15年友達だったエディとハンナの初デートは?

 そんな2人の関係に変化が訪れたのは、エディがマリウスを演じた『レ・ミゼラブル』の撮影時期だったそう。リハーサル終了と本撮影開始の間に数日あったそうで、彼はイタリアのフィレンツェへ行くことに。その前に、ハンナとカジュアルなデートに行ったそうで、そのデートの夜は素晴らしかったため、彼の口からふと、「来週僕と一緒にフィレンツェに行くなんて、興味ないよね?」という言葉が!

 するとハンナは、「意味分かんない。ほんとにそうは思ってないよね?」と反応し、彼は「そう思ってる!」となったという。この思い出についてエディは2015年に、「そして、僕たちはちゃんとした初デートをフィレンツェでしました。それが3年前のことで、僕たちは今までにないくらい幸せです」と話し、2人の間にある愛を垣間見せた。

 エディはハンナと友人期間が長かったのは良いことだと感じているようで、英Time outのインタビューで、「僕たちは付き合うまでに15年(※)ありましたが、共通の歴史と友人がいるのは素晴らしいです」と話している。
 ※他のインタビューでは12年と話している。

画像: 約15年友達だったエディとハンナの初デートは?

家族のために仕事を選んできたエディ

 2014年5月に婚約し、12月に結婚。2016年と2018年に子どもが誕生したエディは、家族のことをしっかりと考えている。エディは2021年から2022年に、舞台『Cabaret』で約10年ぶりに演劇の世界に戻ったが、その期間を空けた理由は家族との時間だったよう。過去に英Crash magazineのインタビューで、こんなことを明かしていた。

 「とくに舞台演劇をやっている時は、家庭の時間へ融通が利かないと分かりました。なので、僕はハンナと一緒になってから演劇をやっていません。演劇をするということの現実は、あなたは日曜の夜以外はすべて働いているということです。早朝に寝なければいけないので子どもたちに会うこともできないし、僧侶のように生きなくてはいけない!お酒を飲むこともできないし、自分自身に厳しくいなければいけない。妻や子どもたちをそれにつき合わせるのはクレイジーです。帰れるときにちゃんと家に帰るようにうまくやっていましたよ」

 自分の仕事や生活スタイルは自分だけのものではなく、自分がそれをすれば家族を「つき合わせる」ことになると理解しているエディは、きっと良い夫で父親だろう。もうすぐ結婚10周年になる2人は、素敵な家族となっている。

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.