マドンナの“ある発言”を聞いたカーディ・Bが、マドンナを名指しで猛批判。世紀の大バトル勃発かと思いきや、事態は予想外の方向へ。(フロントロウ編集部)

カーディ・Bが大先輩のマドンナを猛批判

 これまでに数多くのセレブや一般人と舌戦を繰り広げてきたラッパーのカーディ・Bが、今度はアーティストとして大先輩のマドンナに噛みついた。

 きっかけとなったのは、インスタグラムのストーリーでのマドンナの発言。マドンナは「30年前、私は『S.E.X』という本を出版しました。私の裸の写真のほかに、男性が男性に、女性が女性に、そして私がみんなにキスしている写真が掲載されていました。それから数年間、私は女性として力をつけた私を辱めようとする心の狭い人たちからインタビューを受ける日々を過ごしました。娼婦、魔女、異端者、悪魔と呼ばれました」と言うと、続けて「カーディ・Bは自分のWAPについて歌えるようになりました。そして、キム・カーダシアンはむき出しになったお尻でどんな雑誌の表紙も飾ることができるし、マイリー・サイラスはレッキング・ボールに乗って登場することができます。ビッチたち、どういたしまして…。(ピエロの絵文字)」と、現代の女性セレブたちが自由な表現をできるのは自分のおかげだと主張した。

画像: カーディ・Bが大先輩のマドンナを猛批判

 このマドンナの発言にカーディは猛反発。カーディはマドンナの主張そのものよりも、言い方(書き方)やマドンナが文章の最後につけたピエロの絵文字(※)が気に障ったようで、「私は彼女(マドンナ)の曲を聞いて育ったから、文字どおり、私は彼女に何度も敬意を表してきた。彼女はピエロの絵文字を使ったり自慢したりすることなく、自分の主張をすることができる。“アイコン”と呼ばれる人たちは、業界で成功すると本当に残念な存在になる。だから、私は余計なことは言わないようにしてる」とツイッターに投稿し、不快感をあらわに。
※アメリカでは「Clown(ピエロ)」はバカな人のことを表すスラングとして使われる。

 それでもなおカーディの怒りは収まらず、「相手が誰であろうと関係ない。誰にも私を見下すようなことはさせない。挑発されたらなおさらね」、「言いたいことを言うのは勝手だけど、私を侮辱することは許さない。子ども扱いさせるもんか。(とくに白人の女には)」、「彼女が言ったことはよくわかるし、理解できるけど、問題はその“言い方”。私をビッチと呼んだり、ピエロの絵文字を使ったり。クソが!」、「私は(自分の投稿を)削除しないよ。自分の好きなアーティストにあんなことを言われたら泣くだろうね。でも、彼女はネットで1番嫌われている女性らしいから。くたばれ!私は言いたいことを言っただけ!」など、ファンのツイートに返信するかたちで怒りをぶちまけた。

世紀の大バトル勃発かと思いきや事態は予想外の方向へ

 カーディが誰かに対して過激な発言をするのは珍しいことではないが、今回はさすがに相手が悪い。よりにもよって、あのマドンナに暴言を吐くなんて世紀の大バトル勃発の予感しかないが、事態は予想外の方向へ。

 それからほどなくして、カーディは「マドンナと話したよ。美しい瞬間だった。みんな良い1日を過ごしてね。あと、安全運転を心がけてね」と上機嫌でツイートし、マドンナと和解したことをファンに報告。

 一方のマドンナも「今までもそしてこれからも愛してる、カーディ!」とツイートして、カーディとのあいだに何のわだかまりもないことを強調した。なお、マドンナのこの呼びかけに対し、カーディも「愛してる」と返している。

 一体、何がどうなってこうなったのか? 詳しいことはあまりわかっていないが、どうやらゴシップサイトのHollywood Unlockedの運営者として知られるジェイソン・リー氏が、仲直りの場をセッティングしたようで、リー氏はカーディとマドンナが電話を通じてお互いの意見を聞いたことをツイッターで明かしている。(フロントロウ編集部)

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