エリオット・ペイジがレッドカーペットに恋人を同伴
ドラマ『アンブレラ・アカデミー』などで知られる俳優のエリオット・ペイジが、コメディアンや俳優として活動するメイ・マーティンを同伴してロサンゼルスで催されたガライベントLACMA Art +Film Galaに出席。2人揃ってGucciのスーツでキメて、レッドカーペットでのフォトコールに応えた。
2020年12月にトランスジェンダーであると世間に公表したエリオットは、その翌月に、2018年に結婚したダンサーの女性との離婚を申請。2021年にはメイとオソロイのタトゥーを入れるなどしていたが、今回、エリオットとの写真をインスタグラムにアップしたときに「T4T」というハッシュタグを使って熱愛説が浮上した。
T4TはTrans for Transを略したスラングで、トランスの人に性的または恋愛感情的に惹かれるトランスの人のことを指す。エリオットとメイは友人同士だと思われていたが、今回メイが「T4T」というハッシュタグを使ったため、交際がウワサされている。
メイ・マーティンって誰?
この日、インスタグラムでエリオットのことを「私のキング」と呼んだメイは、イギリスで活動するカナダ出身のコメディアン。カナダではカナダ・スクリーン・アワードの受賞歴も持ち、自身で製作と主演を行ない2020年に放送開始したドラマ『フィール・グッド 』のヒットでブレイク。最近では、HBO Maxのドラマ『フライト・アテンダント』のシーズン2に準レギュラーとして出演することが決定している。
そんなメイは2021年にインスタグラムで自身のジェンダーアイデンティティやセクシャリティに触れており、「自分の性自認についての感じ方は現在進行形で進化」しているとしたうえで、ノンバイナリーであると公表。ジェンダー代名詞はthey/themまたはshe/herを使っていることを明かし、「時々、性別違和を経験しますが、いつもではありません。小さい頃からそうでした」と付け加えた。そしてセクシャリティに関してはバイセクシャルであることを明言している。(フロントロウ編集部)