『トップガン マーヴェリック』で“あの2人”の不仲になるはずだった!?
2022年最大のヒット映画と言っても過言ではない映画『トップガン マーヴェリック』で唯一の女性パイロット、フェニックスを演じたモニカ・バルバロが撮影の裏話を米CinemaBlendで明かした。
モニカによると、当初、フェニックスと相棒のボブはもっとギクシャクしたものになる予定だったが、モニカとボブ役のルイス・プルマンのあいだにケミストリーがあるのを見たプロデューサーたちが、急きょ設定を変更することにしたという。
「おもしろいことに、私が演じるフェニックスは“ボブのことを嫌っている”という設定でした。(台本では)フェニックスはボブのことをあまり信用していない、あるいは彼のことが嫌いみたいな書き方だったんです。でも、彼ら(プロデューサーたちは)はすぐにそれを変えました。バーでのシーンで、ルイスが演じたボブはチャーミングで魅力的な存在感を放っていて、彼を好きにならないのは無理でした。ラッキーなことに設定が変わって、私たちはギクシャクした関係を構築する必要がなくなりました。私たちが演じたキャラクターはすぐにお互いのことを好きになりました。セスナの初飛行でその絆を深めることができ、楽しかったです」
なお、演じるモニカとルイスの関係性が、劇中のフェニックスとボブの関係にも良い影響を与えていたようで、CinemaBlendのインタビューに応じたボブ役のルイスは、「空を飛び回るとか僕たちがやっていたことは、実際、とてもチャレンジングです。でも、モニカは自然体だから、すぐに打ち解けることができました。モニカからアドバイスをもらうこともあれば、自分が抱えている課題を話すこともありました」と語っている。(フロントロウ編集部)