『ウォーキング・デッド』のノーマン・リーダスとジェフリー・ディーン・モーガンが、初めて撮影に参加した日、初めてキャストに会った日の思い出を明かす。泣ける…。(フロントロウ編集部)

『TWD』ダリル役ノーマン・リーダスの思い出

 遂に明日最終回! 2010年から続いた大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』の最終章最終回となるシーズン11の第24話が、11月21日にディズニープラスで配信となる。初めの頃からドラマを見てきたファンの方々のなかには、見る前から胸が詰まる思いの人もいるはず。だって、12年の間にはいろいろあった…!

 それは、キャストにとっても同じことのよう。シーズン1から登場する古参キャラであり、ファンに愛されているダリルを演じてきたノーマン・リーダスが、米EWのインタビューで撮影初日を振り返った。

 「初日は本当にナーバスになっていたことを覚えています。森から出てくるシーンが初めて撮影したシーンで、すべてのセリフの意味が分からなかったので、それを言うのは大変だと思いました。でも挑戦してみた。2番目のシーンでは、スタッフに糸がついたリスを大量に手渡されました。直前に渡されて、リスたちをどう投げれば良いのか分からなかった。この役で自分は何がしたいのかも分かっていなかったです。振り返ってキャスト全員を見た時は(多くはすでに友達だった)すごく不安になったし、ただただ肩にリスを乗せて走りました。キャストが僕を受け入れ始めてくれた時、僕もそうした。そうなったことは嬉しかったです」

画像: 『TWD』ダリル役ノーマン・リーダスの思い出

 『ウォーキング・デッド』といえば、キャスト同士の仲が良いことで有名。しかし、誰でも初めからすぐに仲良くなれるわけではないのだ。いらずら好きのノーマンすら、最初は不安に思っていた。しかしそんな彼が、今では現場のムードメーカー的存在に。その変化や彼の努力、キャストとスタッフが過ごした12年を思うと心がジ~ンとする。

ニーガン役ジェフリー・ディーン・モーガンの思い出

 また、ニーガンを演じたジェフリー・ディーン・モーガンは、あの残虐なシーンで他のキャストとの絆が深まったと話す。彼が初めて他のキャストに会ったのは、撮影前の台本読みの時だったそう。ニーガンのセリフは17ページにわたるものだったが、彼はすでに暗記しており、その日は台本を持たずに演技。彼の演技を見たリック役のアンドリュー・リンカーンがノーマンに目配せし、他のキャストもジェフリーに驚いていたという。

画像1: ニーガン役ジェフリー・ディーン・モーガンの思い出

 そして迎えた撮影当日。ジェフリーは思い出をこう語った。

 「私は小さなトランシーバーを持って、アシスタントと監督が『アクション、ジェフ。アクション!』と言うのを待っていた。そして出てくるつもりだった。そして鮮明に覚えています。あの列にいた皆は私とともにあり、あの2晩の残虐な撮影でとても絆が深まった。それを絶対に忘れません」

画像2: ニーガン役ジェフリー・ディーン・モーガンの思い出

 様々なことを一緒に経験し、乗り越えてきたキャストたちの物語も、ついに終わりを迎える。『ウォーキング・デッド』シーズン11第24話は、ディズニープラスで明日配信!

(フロントロウ編集部)

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