世界中でチケットの争奪戦が起きているハリー・スタイルズの「Love On Tour」がついに日本に上陸する。社会現象にまでなっている「Love On Tour」をめぐる世界の動きを紹介しながら、ハリーが今、世界で最もライブで観るべきアーティストだと言える理由を解説。(フロントロウ編集部)

世界中でチケット争奪戦に!ハリー・スタイルズ「Love On Tour」が待望の日本上陸

 ハリー・スタイルズが5年ぶりに来日公演を行なう。通算3作目となる最新アルバム『ハリーズ・ハウス』を引っ下げた最新ツアー「Love On Tour 2023」の一環として、2023年3月24日(金)と25日(土)の2日間にわたって東京・有明アリーナにて公演を開催。ハリーが最後に来日公演を行なったのは2018年で、セカンドアルバム『ファイン・ライン』をリリースしてからは初となる、日本のファンにとって待望の公演が決定した。

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 「Love On Tour」は、2019年12月にリリースしたセカンドアルバム『ファイン・ライン』を引っ下げたツアーとして、元々は2020年にスタートさせる予定だったツアーで、新型コロナウイルスによる延期を経て2021年9月にラスベガス公演から幕開け。現在、2022年5月にリリースしたサードアルバム『ハリーズ・ハウス』のツアーも兼ねたものとして行なわれている。

画像: ハリー・スタイルズ最新アルバム『ハリーズ・ハウス』

ハリー・スタイルズ最新アルバム『ハリーズ・ハウス』

理由①:世界で最もチケットが取れないツアーの1つ

 2022年11月に全3日間の公演をソールドアウトさせたメキシコ・ツアーをもって2022年のライブ日程を締めくくった「Love On Tour」は、現在までに驚異的なチケットセールスを記録中北米ツアー全44公演のチケットがなんと即完売となったほか、2日間で15万人弱の観客を集めた英・ロンドンのウェンブリー・スタジアムでの2公演を含む、ヨーロッパツアーの23公演も即ソールドアウトに。

 44公演が完売した北米ツアーには、ニューヨークにあるマディソン・スクエア・ガーデンでの15公演と、ロサンゼルスにあるキア・フォーラムでの15公演もそれぞれ含まれている。マディソン・スクエア・ガーデンといえば、ライブエンターテイメントの聖地の1つとして知られるが、15公演を完売させたことを祝して、マディソン・スクエア・ガーデンにそれを記念したバナーが半永久的に掲げられるという、史上3人目となる偉業を成し遂げた。

理由②:人気セレブが続々と押し寄せている

 「Love On Tour」は今最もセレブたちに人気なツアーでもある。世界中でチケットを完売させている、今をときめくハリーのステージを一目見ようと、北米ツアーの観客席には人気セレブたちが集結。ハリーの公演を観客として訪れたアーティストを並べただけでも、同じワン・ダイレクションのメンバーであるナイル・ホーランBTSアリアナ・グランデビリー・アイリッシュセレーナ・ゴメスホールジー、それからなんとレジェンドのマドンナまで、一流アーティストたちがハリーの公演を観賞してきた。

画像: ハリー・スタイルズのライブで遭遇し、一緒にライブを観賞することになったBTSとリゾ。  ©️BTS/Instagram

ハリー・スタイルズのライブで遭遇し、一緒にライブを観賞することになったBTSとリゾ。

©️BTS/Instagram

 アーティスト以外のセレブでも、ヘイリー・ビーバーニーナ・ドブレフジョー・ジョナスと夫婦で訪れたソフィー・ターナーエミリー・ブラントジョン・クラシンスキーの夫妻、ドリュー・バリモア、人気司会者のジミー・ファロンミリー・ボビー・ブラウンジェイク・ボンジョヴィのカップル、ドラマ『スーパーナチュラル』のジャレッド・パダレッキなどが来場。老若男女問わず、幅広いセレブたちを惹きつけている

画像: 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で知られるミリー・ボビー・ブラウンと、ボン・ジョヴィのジョン・ボンジョヴィを父に持つジェイクのカップルは、ロマンチックなハリーのライブの雰囲気に包まれながら観客席でキス。「アレクサ、ハリー・スタイルズの『Love Of My Life』をかけて」とミリーはこの写真をアップしたインスタグラムの投稿にキャプションをつけた。 ©️Millie Bobby Brown/Instagram

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で知られるミリー・ボビー・ブラウンと、ボン・ジョヴィのジョン・ボンジョヴィを父に持つジェイクのカップルは、ロマンチックなハリーのライブの雰囲気に包まれながら観客席でキス。「アレクサ、ハリー・スタイルズの『Love Of My Life』をかけて」とミリーはこの写真をアップしたインスタグラムの投稿にキャプションをつけた。

©️Millie Bobby Brown/Instagram

理由③:多ジャンルの音楽ファンが認めるライブアクト

 2011年にワン・ダイレクションのメンバーとしてデビューしたハリー。キャリアの初期の頃はポップスターとしてアイドル的な人気を博してきた彼だが、今なおワン・ダイレクション時代のファンから愛されているのはもちろんのこと、ソロになってからはさらに幅広いファンを獲得。2022年4月には、世界最大級の音楽フェスティバルであるコーチェラ・フェスティバルにて、初出演にしてヘッドライナーに大抜擢された。

 世界中の音楽ファン憧れの祭典であるコーチェラといえば、これまでポール・マッカートニーやプリンスらレジェンドから、ビヨンセやレディー・ガガ、エミネムといった実力派のアーティストたちがヘッドライナーを務めてきた伝統あるフェス。幅広い音楽ファンを惹きつけられる人気と実力の持ち主しか務めることが許されないコーチェラのヘッドライナーに抜擢されたことは、ハリーがいかに音楽ファン全体から愛されているかを証明していると言える。

 そしてもちろん、母国イギリスでは国民的な人気を誇るハリー。今年5月に英BBC Radio 1が2日間にわたって開催した大型音楽フェスティバルBig Weekendに出演した際には、大人気アーティストばかりが集結した2日間を締め括る、メインステージの大トリという大役に抜擢された。

理由④:2022年の音楽界を代表するアーティストである

 全米と全英で1位を獲得した最新作『ハリーズ・ハウス』からのシングル「アズ・イット・ワズ」がチャート記録を続々と更新中。米Billboardの全米シングルチャートで自身通算2曲目となる1位を獲得した同曲は15週にわたって1位をキープ。これはイギリス出身のアーティストとして史上最長の記録に。さらに、2位を含めると25週にわたって2位以内をキープして、こちらも同チャート史上最長の記録となった。

 もちろん、『ハリーズ・ハウス』が商業的にも批評的にも大成功を収めたハリーは、今年度のグラミー賞における最有力アーティストの1人でもある。第63回グラミー賞でセカンドアルバム『ファイン・ライン』収録の「ウォーターメロン・シュガー」が最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞して、ワン・ダイレクションのメンバーとして初のグラミー賞受賞者になったハリーは、来年2月に行なわれる第65回グラミー賞で主要部門の3部門を含む6部門にノミネート。授賞式における主役候補の1人と目されている。

理由⑤:ファッションアイコンが着こなすジェンダーフリーなステージ衣装

 2020年には、男性として初めて米Vogue誌の表紙を飾り、ファッション界の大手オンライン検索エンジンである英Lystが毎年発表している、その年のファッショントレンドに最も大きな影響を与えたセレブリティを称える「パワードレッサー」リストでも男性として史上初めてトップに輝くなど、ジェンダーフリーなファッションアイコンとして知られるハリー。そんな彼が着こなす華やかなステージ衣装も、「Love On Tour」における注目ポイントの1つ。

画像: 2022年のコーチェラ・フェスティバルでヘッドライナーを務めた際には、色とりどりのレインボーなスパンコールが一面に散りばめられた衣装をチョイスしたハリー。

2022年のコーチェラ・フェスティバルでヘッドライナーを務めた際には、色とりどりのレインボーなスパンコールが一面に散りばめられた衣装をチョイスしたハリー。

画像: 2021年10月のハロウィンに「ハリーウィーン(Harryween)」と銘打って行なった公演では、映画『オズの魔法使い』に登場する少女ドロシーに扮した。

2021年10月のハロウィンに「ハリーウィーン(Harryween)」と銘打って行なった公演では、映画『オズの魔法使い』に登場する少女ドロシーに扮した。

理由⑥:ファンサービスにも社会的な意味がある

 ジェンダーフリーなファッションを楽しむハリーは、ライブでLGBTQ+コミュニティのシンボルであるレインボーフラッグを掲げてLGBTQ+の権利へのサポートを示すなど、社会問題にも問題提起を投げかけるカルチャーアイコンでもある。

画像1: 理由②:人気セレブが続々と押し寄せている

 アイドル出身らしく、ライブ中にファンのプロポーズを手助けしたり、ファンの恋愛相談に乗ったりと、観客を楽しませるファンサービスはお手の物のハリーだが、そんなファンサービスのなかには、社会的な意義が含まれていることも少なくない。2021年11月の米・ミルウォーキー公演や2022年6月に行なったロンドン公演では、ファンがカミングアウトするのをサポートした。ハリーがここ日本でどんなふうにファンとコミュニケーションをとり、どんなメッセージを発信してくれるのかも期待したい。

 さらには、ハリーの存在が間接的にファンに大きな社会的影響を与えたことも。NPO団体のヘッドカウント(HeadCount)は2022年10月に、アメリカの中間選挙への事前登録をしたユーザーに抽選でハリーのライブチケットが当選するキャンペーンを実施。争奪戦となっているチケットを獲得するために5,4000人以上が新しく選挙のために事前登録したほか、そのうちキャンペーン開始24時間で28,760人が事前登録を行なうという、同団体史上最多の登録数を樹立することになったという。

画像: ©️HeadCount/Instagram

©️HeadCount/Instagram

理由⑦:Love On Tourはベストツアー賞を受賞しまくっている

 ハリーのライブアクトとしての実力は、「Love On Tour」が獲得してきたアワードでも証明されている。ハリーは今年開催されたMTVヨーロッパ・ミュージック・アワード(MTV EMAs)にて、最も優れたライブに授与されるベスト・ライブ賞を、エド・シーランやザ・ウィークエンド、レディー・ガガら実力派たちをしのいで受賞。

画像2: 理由②:人気セレブが続々と押し寄せている

 さらには、ライブ産業向けの業界誌Pollstarによる2021年度のPollstar Awardでは、最も栄誉ある「メジャー・ツアー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。業界のプロたちからも高い評価を得ている「Love On Tour」は2022年度も同賞にノミネートにノミネートされており、2年連続での受賞が期待されている。ちなみに、毎年Pollstarが発表している年間のチケット売り上げランキングで、「Love On Tour」は2021年に堂々世界1位を獲得。人気・実力ともに、「Love On Tour」はまさに今、世界ナンバーワンの評価を得ているツアーと言って差し支えないだろう。

 コーチェラでヘッドライナーを務めるなど、ハリーは遂にソロでも世界の音楽シーンの頂点に上り詰め、「Love On Tour」は世界で最もチケットが取れないツアーの1つとなった。世界中のファンがチケットの申し込みに殺到し、同じように第一線で活躍するセレブたちも含めて、音楽やファッション、社会的発信など、あらゆる角度から世界中の人たちを惹きつけてきたハリー。彼のライブを観ずして、現在のポップカルチャーは語ることができないと言っていいだろう。そんなツアーをついに日本で観ることができる。絶対に見逃さないでほしい。

ハリー・スタイルズ「Love On Tour 2023」概要

画像3: 理由②:人気セレブが続々と押し寄せている

日時・会場
2023年3月24日(金)有明アリーナ
Open17:30/ Start 19:00
2023年3月25日(土)有明アリーナ
Open 15:30 / Start 17:00

日本公演公式ウェブサイト https://harrystylesjapantour.com/

チケット料金(全席指定・税込)
VIP:50,000円(ラミネートパス/ グッズ付き、物販優先レーン)
GOLD:30,000円(ラミネートパス/ グッズ付き、物販優先レーン)
S:18,000円
A:15,000円
※チケット料金とは別に、チャリティー寄付金150円を、手数料(特別チャージ)としていただきます。寄付先は、後日アーティストが選定を行い公演公式サイトで発表いたします。
※未就学児(6歳未満)入場不可・6歳以上はチケットが必要

チケット販売スケジュール
プレイガイド独占先行:12/1(木)12:00pm ~1/3(火)11:59pm(抽選)
その他先行:1/4(水)~1/13(金)(抽選)
一般発売:1/14(土)10:00am(先着)
※各種先行販売の詳細については、来日公演特設サイトをご参照ください。

企画・制作・招聘:Live Nation Japan・Creativeman Productions
後援:J-WAVE
協力:SonyMusic Japan International
お問い合わせ:ライブネーション・ジャパン info@livenation.co.jp

Photo:ゲッティイメージズ,スプラッシュ/アフロ,Instagram

(フロントロウ編集部)

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