離婚して傷心のダイアナ元妃に、当時14歳だったウィリアム皇太子がかけた言葉に胸が熱くなる。(フロントロウ編集部)

当時14歳のウィリアム皇太子が母ダイアナ妃に伝えたこと

 チャールズ皇太子(現チャールズ国王)と離婚して傷心のダイアナ元妃に、当時14歳だった夫妻の長男ウィリアム王子(現ウィリアム皇太子)がかけた言葉が、王室伝記作家のアンドリュー・モートン氏の新著『The Queen: Her Life(原題)』のなかで明らかにされた。

 チャールズ皇太子とダイアナ元妃は1992年に別居し、それから約4年後の1996年に正式に離婚が成立した。同著によると、ダイアナ元妃は離婚後も「プリンセス・オブ・ウェールズ(ウェールズ公妃)」として認知され続けることを望んでいたそうで、希望どおり、その称号は維持することができたが、「Her Royal Highness(妃殿下)」の称号は手放すことになった。

画像: 当時14歳のウィリアム皇太子が母ダイアナ妃に伝えたこと

 「Her Royal Highness」の称号の剥奪はダイアナ元妃の同意のもと下された決定だったが、ウィリアム王子は離婚で傷心の母を思いやってこんな言葉をかけたという。

 「心配しないで、ママ。いつか僕が国王になったら、(Her Royal Highnessの称号を)返してあげる」

 両親が別居したとき、まだ10歳だったウィリアム王子は相当辛い思いをしたと言われている。しかし、それでもなんとか母を元気づけたいと思ったのだろう。ウィリアム王子のこの言葉にダイアナ元妃も励まされたはずだが、残念ながら、その思いが実ることはなく、ダイアナ元妃は約1年後の1997年8月に36歳という若さでこの世を去った。

 ちなみに、今年9月にエリザベス女王が逝去し、チャールズ国王が即位したことを受けて、ウィリアム皇太子の妻キャサリン妃が「プリンセス・オブ・ウェールズ」の称号を継承した。(フロントロウ編集部)

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