ハリウッドを代表する肉体派俳優のドウェイン・ジョンソンが「ジムは親友」と語る理由が深い。(フロントロウ編集部)

ドウェイン・ジョンソンにとって“体を鍛えること”とは

 新作映画『ブラックアダム』で主演を務める“ロック様”こと俳優のドウェイン・ジョンソンが、人生で最も困難な時期にワークアウトが肉体的にも精神的にもいかに救いになったかについて米Men's Healthで語った。

 以前、フロントロウでお伝えしたが、大怪我によってプロのフットボール選手になる夢を絶たれたドウェインは、その後、数ヵ月にわたってうつ病に苦しんだ。ドウェインの半生をコメディタッチで描くドラマ『ヤング・ロック(原題:Young Rock)』でも、若き日のドウェインがメンタルヘルスの問題やうつ病と向き合う姿が描かれている。

画像: ドウェイン・ジョンソンにとって“体を鍛えること”とは

 「うつ病になり、困難に直面していたとき、ジムは私の親友になりました。自分と同じような人がたくさんいるはずです。ジムで汗を流して毒素を出すと、ジムを出るときには少しスッキリしています。問題を解決するわけではありませんが、助けにはなります」

 心と体のバランスをとることは、年齢を重ねるごとに完成されていくものだと考えるドウェインは、それをほかの男性たちにも学んでほしいと願っているという。ドウェインは「男性には、助けを求めない傾向があります。エゴが邪魔をして、腹の奥底に抱えているものをつめ込んで隠そうとしますが、それは良くないことです。(助けが必要なときは)助けを求めるべきです」と言うと、自身は「自分にとって“核となるもの”を大切にすることを心がける」ことでバランスを保っていると明かした。(フロントロウ編集部)

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