シャンプーで髪を洗うときのベストな姿勢
美しい髪と健康的な頭皮環境に欠かせない、髪を洗うというルーティン。シャンプーやトリートメント選びに力を入れているという人も多いと思うけれど、じつはもうひとつ大事なのが髪を洗うときの姿勢。
髪を洗うときや流すときの姿勢次第で、シャンプーやトリートメントが持つ効果を最大限発揮できるのだとか。どんな姿勢で洗うのがベストなのか髪の専門家がレクチャー。
頭を逆さにして洗い流すべし
教えてくれるのは、ヘアスタイリストでありヘアケアブランド「Strength x Beauty」の創設者であるリサ・アビー。リサがオススメするのが、“逆さま洗髪”と呼ばれる姿勢。
逆さま洗髪とは、頭頂部が床を向き、目線が自分の身体にくるように頭を逆さにした姿勢で髪を洗うこと。髪を洗うときや流すときの姿勢では、少し上を向いた姿勢、正面を向いた姿勢、下を向いた姿勢が一般的だけれど、下を向くよりもさらに頭を傾けるのがオススメなのだという。
リサは、「頭を逆さにするようにして洗髪する方法は、長年多くのヘアスタイリストが推奨してきました。その理由はしっかり洗えてボリュームもアップできるからです」と米Selfで説明。
逆さにすることで髪の流れが普段と反対になり、一時的に根元にかかる圧力が少なくなるため、シャンプーが行き渡りやすくなるのだという。これにより、頭皮や髪の汚れがよりしっかり落ちやすくなると明かした。
そして頭を逆さにしてシャンプーやトリートメントを洗い流すことで、根元が立ち上がりやすくなり、髪がぺたんとなるのを防止。ボリューム不足が気になる頭頂部も、ふんわりとしたシルエットに仕上がりやすくなるそう。
さらにリサは、このテクニックにヘアブラシを取り入れることもオススメ。髪を濡らした状態で頭頂部を床に向け、毛先にかけてブラッシング。そこからシャンプーやトリートメントを塗布する際にもブラッシングを取り入れることで、より汚れが落ちやすく、ボリューム感も出やすくなるのだという。
髪の専門家が勧める髪を洗う際の姿勢。ぜひ一度挑戦して仕上がりをくらべてみて。(フロントロウ編集部)