Cシェイプカットとは?
「Cシェイプカット(C Shape Haircut)」とは、顔まわりにレイヤーを「C」の形になるように入れたヘアスタイルのこと。
別名「顔まわりレイヤー」という名称でも知られており、通常のレイヤーカットとは違い、あごのラインより2~3cm下あたりの長さでレイヤーを入れるのが特徴。
米Buller+Riceの共同創業者でヘアスタイリストのスティーブン・ブラーいわく、Cシェイプカットの最大のメリットは「軽やかさ」。顔まわりを中心に段を入れることで、髪全体がふんわりと軽やかになり、オシャレな抜け感を演出。また、顔まわりを包み込むように仕上げれば、小顔効果も期待できると米Refinery29で説明する。
90年代リバイバルの影響で人気上昇
スティーブンいわく、ここ数年、レイヤーカットの人気はそこまで高くはなかったが、1990年代~2000年代のトレンドがTikTokを中心にZ世代の間で話題になっている影響もあってか、今年に入ってからレイヤーカットの人気が急上昇。
なかでも、90年代を代表する人気ドラマ『フレンズ』の登場人物である“レイチェル”を彷彿とさせる顔まわりレイヤーの注文が殺到。スティーブンは、「このヘアカットは、基本的に誰にでも似合うので、再びトレンドになるのもうなづけます」とのこと。
Cシェイプカットを“今っぽく”スタイリングするコツ
そんなCシェイプカットを今っぽくスタイリングするコツは、ずばり「ヘアブロー」でボリューム感を出すこと。
セレブ御用達ヘアスタイリストであり、米ヘアケアブランドVirtue Labsのアンバサダーであるザビエル・ベラスケスによると、ヘアブローのやり方はとても簡単。はじめにドライヤーの熱から髪を守る「ヘアスタイリングプライマー」を髪全体につける。
次に、髪を上下2ブロックに分けて、大きめのロールブラシでブローする。このとき、顔周りに向かって斜め下にブローすると、スッとまとまりのある髪に仕上がるそう。あとは、髪全体にヘアスプレーをかけてツヤとボリュームを出したら完成!
最後に、ザビエルは「Cシェイプカットは、ダウンにしてもアップにしても見栄えがよく、ポニーテールにしても可愛いので、さまざまなスタイリングを楽しんでみてください」とアドバイスした。
新しい季節になると、ヘアスタイルを変えて気分を一新したくなるもの。新しい季節に向けてトレンド感たっぷりのCシェイプカットを取り入れてイメチェンしてみては。(フロントロウ編集部)