新CMが海外で1000万回再生目前！セレブも飲む「お～いお茶」の海外の顔

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「お～いお茶」の新CMが海外で1000万回再生目前！

　「お～いお茶」の新CMを見たことはある？　歌舞伎役者の市川團十郎が、浮世絵を思わせるアニメーションと融合し、その途中に「Amazing, Authentic Green Tea」と英語のナレーションが流れ、最後には「Oi Ocha! Taste Japan」と大きく表示される。

　そう、これはグローバルに展開している「お～いお茶」が、海外でも流しているCM。このCMがアメリカ、オーストラリア、タイ、インドネシアなどで公開され、なんとYouTubeで1000万回再生を目前まで迫っている。歌舞伎とアニメという日本の伝統と現代文化を融合したまさに“ジャパニーズ・カルチャー”な映像が各国で注目を集めており、とくに10代、20代といったZ世代のユーザーが反応しているという。

　この新CMが持つ魅力について、CMに出演する市川團十郎の襲名公演にかけつけたオーストラリア大使館のコミッショナーであるサリー・タウンゼンドさんに感想を聞いたところ、海外からの視点についてこう話してくれた。

「このCMには、外国人が思う日本らしさがつまっています。お茶は日本文化のイメージが強いですし、そこに、昔からある歌舞伎という文化と、比較的新しいアニメという文化を融合させたのはとてもスマートなアイディアですね。古い文化と新しい文化をうまく融合させることこそ、多くの人が思う日本の魅力だと思います。それを日本のようにできる国はほかにないですよね」

じつはセレブにも飲まれている「お～いお茶」

　海外でも展開されているとはいえ、老舗のお茶メーカーによる定番緑茶ドリンク「お～いお茶」と海外セレブにはかけ離れたイメージを持つかもしれないが、じつは人気セレブたちがいわゆる”持ち歩き”する姿がよく見かけらる人気ドリンク。

　このほかにも、俳優のドリュー・バリモアやシンガーのケイシー・マスグレイヴスなども持ち歩く姿が見かけられたり、先日には、映画『ブレット・トレイン』で来日したアーロン・テイラー＝ジョンソンが、移動中の新幹線でスナックのお供として「お～いお茶」をインスタに投稿したりと、伊藤園の「お～いお茶」はセレブから人気を集めている。

アメリカではNYやLAの都市部で人気！

　セレブたちに選ばれている背景にあるのが、アメリカにおいての「お～いお茶」の顔。

　「お～いお茶」は、アメリカ最大級の大型スーパーマーケット「ウォールマート」でケース売りされるほど流通しているのだけれど、とくに支持されているのが、トレンドに敏感なニューヨークやロサンゼルスといった都市部。

　また食のトレンド発信源として知られ、セレブが通う姿がよく見かけられる高級志向のスーパーマーケット「ホールフーズマーケット」でも広く販売されている。ようするに海外で「お～いお茶」はイケてるドリンク、ということなのだ。

　そもそも海外で緑茶は、健康や美にメリットがある“スーパーフード”として取り入れられていて、意識の高いライフスタイルを送る人たちの間では数年前から大人気。

　そんな緑茶飲料で世界No.1のシェアを誇るブランドが「お～いお茶」。多くのユーザーから、コーヒーや紅茶の替わりとしてブレイクタイムや、または食事のお供など、さまざまなシーンで取り入れられている。

　「お〜いお茶」が選ばれる理由は、やはり本格的な緑茶が楽しめること。新鮮な国産茶葉を100％使い、しっかりと緑茶の風味が感じられる「お～いお茶」のファンは多く、SNSでもハマった人のコメントや投稿が多く見られている。

　日本人にとってはとても身近な「お〜いお茶」の、知られざる海外での顔。次に「お～いお茶」を見つけたときは、そんな海外での顔を思い出して手に取ってみては。