シンガーのケラーニが、コンサート中に性的暴行を受けたとSNSを通して訴えた。(フロントロウ編集部)

ケラーニがイギリスでの公演中に性的暴行にあう

 2022年にリリースされたアルバム『BlueWater Road』を引っ提げて7月からツアーを行なっているシンガーのケラーニ。2023年2月15日には、Zepp DiverCityにて約5年ぶりの来日公演を行なうことが決定している。

画像1: ケラーニがイギリスでの公演中に性的暴行にあう

 そんなケラーニがイギリスでの公演中に、ファンから性的暴行を受けたと自身のインスタグラムで明かした。

 ケラーニはコンサート後に人ごみの中をエスコートされながら歩いている際に、下着をずらされ性器に触れられたという。ケラーニはこの事態を動画で訴えたかったようだが、動揺している姿を見せたくなかったからと、代わりにインスタグラムのストーリーズに声明をアップ。そこには「私は何度も何度もビデオを撮っては削除しました。怒り、トリガーされ、泣いて動揺した姿をどこにも映したくないからです。私のことや、私の音楽やパフォーマンス、クラブで友人たちと踊る私をどんなに性的だと思おうとも、あなた方に境界線を越える権利はありません。私がパフォーマンス後に人ごみの中をエスコートされている時に、私のスカートに手を入れ、下着を引っ張り、性器に触れるような権利はありません。吐き気がするような出来事です。性的暴行の被害者として、私はつねにトリガーされ、混乱しています」と書かれていた。

画像2: ケラーニがイギリスでの公演中に性的暴行にあう

 ケラーニは過去に性的被害を受けたことを告白しており、女性たちがセクハラ体験を告白してきた#MeToo運動が活発だった2017年に米Billboardのインタビューで「私たちは女性で、私たちは命で、私たちは命の源なんです。それは人々にとって怖いことで、結果的にひどいことになることもあますが、自分が誰から誕生したのか、自分が何なのかを忘れてはいけない。自分の力を忘れてはいけません。どんなトラウマにも自分の力を奪われないようにしましょう。言うことは簡単で行なうことは難しいですが、あなたにはできます」と語っていた。(フロントロウ編集部)

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