ジョニー・デップがファンの少年のためにジャック・スパロウを再演
俳優のジョニー・デップが、難病に苦しむ子どもたちの夢を叶える活動をする慈善団体「メイク・ア・ウィッシュ」のプロジェクトの一環で、自身の代表作のひとつである映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの主人公ジャック・スパロウに扮してビデオメッセージを送った。
ジョニーからビデオメッセージを受け取ったのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のファンだという11歳のコーリー君。ジャック・スパロウに扮したジョニーは、YouTubeチャンネルを開設したばかりのコーリー君に「喜んで君のYouTubeチャンネルをフォローするし、私の友人たちにも君のYouTubeチャンネルをフォローするように伝えるよ」、「君の幸運を祈ってる。キャプテン・コーリー、私は君の1番のファンだ」と優しい言葉をかけた。
以下、コーリーのYouTubeチャンネル「Kraken The Box」で公開された実際のビデオメッセージ。
ちなみに、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズは2017年に公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』以降、新作が作られていないが、現在、続編に向けて2つの企画が進行中であることを同シリーズのプロデューサーであるジェリー・ブラッカイマー氏が明かしている。
長年、主人公のジャック・スパロウを演じてきたジョニーは、元妻のアンバー・ハードによる家庭内暴力の告発がきっかけで同シリーズを事実上解雇されたと言われており、本人も復帰の意思がないことを明確にしているが、ファンからはジョニーのシリーズ復帰を望む声が後を絶たない。
そのことについて、ブラッカイマー氏はそれを判断するのはディズニーであり、自分は何も知らないとしたうえで、「できれば彼に出演してほしいです。彼は私の友人であり、素晴らしい俳優です。私生活がすべてのことに忍び込むのは残念なことです」と、つい最近、米Hollywood Reporterのインタビューで語っている。(フロントロウ編集部)