2022年のファッション界で話題になったのは、ボッター(Botter)のショーに登場した“コンドーム手袋”だった。(フロントロウ編集部)

ボッターの2023年春夏コレクションに登場したコンドーム手袋

 2022年も話題になるファッションアイテムが続々と発表された。その中でも注目を浴びたのは、アントワープを拠点に活動するブランドで、ルシェミー・ボッターとリジー・ヘレブラーがデザイナーを務めるボッター(Botter)の2023年春夏コレクションに登場したアイテム。

画像: ボッターの2023年春夏コレクションに登場したコンドーム手袋

 ボッターの2023年春夏コレクションは、自然との調和がテーマの1つとしてあり、ルチェミーは「私たちは、ランウェイに水を持ち込みたいと考えています。私たちが考えたのは、他のファッションブランドとではなく、どうすれば自然とコラボレーションできるかということでした。これは、毎シーズン、より深く研究しようとしてきたことなんです」と米Vogueに語っていた。

 ランウェイに水を持ち込みたいということで、考えた末、ルシェミーとルジーが生み出したのは、コンドームに水を入れてモデルの手につけるという方法。コンドームであれば、ランウェイや服を水で濡らすことがないから安全。これは「コンドーム手袋」とSNSで話題になった。

 ちなみにボッターは環境への配慮から昆布で作った素材にたどりつき、この素材を使ったワンピースを発表したこともある。(フロントロウ編集部)

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