ベラ・ソーンが10歳の少女にあらぬ疑いをかけたディレクターを非難
ディズニー・チャンネルのテレビドラマシリーズ『シェキラ!』でブレイクを果たし、現在は俳優やシンガーとしてマルチに活躍するベラ・ソーンが、モデルのエミリー・ラタコウスキーのポッドキャスト『High Low with EmRata(原題)』に出演し、ショービズ界で働く少女たちがいかに若いうちから“性的対象”として見られているかについて議論した。
16歳のときに、モデルエージェンシーのスタッフから「この顔だよ。(顔で)この娘はヤレるとわかる」などと言われたことがあるというエミリーに対し、ベラは10歳にときに受けたオーディションで、キャスティングディレクターから「色目を使った」と言いがかりをつけられたことを明かした。
「ディレクターからフィードバックを受けたことがあります。私は10歳でした。キャスティングディレクターが私のエージェントに電話して、(その内容を)エージェントが私の母に電話で伝えたんです。『(ベラが)色目を使っているような感じがして、それがすごく不快だったから、彼女は先には進めないとディレクターから言われた』と。(中略)そもそもオーディションでは、こちらから何か言ったり、したりする時間はほとんどないんです。指示されたシーンをやって、挨拶して、出て行くだけです。(ディレクターの)膝の上に座ったり、不快な思いをさせたりするような時間はありません」
ちなみに、頭では“10歳の少女に対してそんなことを考えるほうがおかしい”とわかっていても、あのときの自分の何が悪かったのか毎日のように考えてしまうそうで、「自分の悪かったところを必死に見つけようとしてしまいます。『ベラ、君は何をしたんだ?』、『何をしたら、あんな風に思われるの?』と。そして、そのたびに『ベラ、やめろ。それを考えることが問題の一部なんだ。そんなことを考えちゃダメ』と自分に言い聞かせます」とも語った。(フロントロウ編集部)