軽くてつけ心地で強度があり、アクリルやハードジェルのようなダメージが少ない新世代のジェルネイル「Gel-X(ジェルエックス)」が海外で大注目。気になるジェルエックスの特徴やつけ方などを今すぐチェック。(フロントロウ編集部)

「Gel-X」とは?

 いま海外で話題沸騰中の「Gel-X(ジェルエックス)」とは、世界初のソークオフジェル素材で作られたチップをジェルで装着する新しいスタイルのエクステンションシステム。

 匂いやダストがなく、またフォルムを形成する手間がないので、耐久性に優れたナチュラルで美しいエクステンションを通常の施術時間の半分で仕上がることが可能。さらに、ソークオフジェルチップなので、アセトンを使えば約15分で簡単にオフすることができるという。

 ネイルアーティストのアン・カオは、「見た目はクリアなプレスオンチップに似ていますが、それよりも薄く、アーモンドやスティレットなど様々な形状があります」と米Allureで説明。

 アンは「(Gel-Xを装着した後に)好きな形状に変えたり、長さをカットして調整することもできます。またエクステンション(Gel-X)自体は透明ですが、しっかりと貼り付けた後に色やデザインを加える余地は十分にあります」と明かした。

 そんなGel-Xの最大の魅力は、しっかりと耐久性があるのに、仕上がりが薄くナチュラルなところ。ネイルアーティストのエリザベス・リドリーは、「ジェル・エクステンション(Gel-X)は、ディップインネイルやアクリルネイルよりもはるかに薄く、より自然に見えて、より現代的に仕上がります」とコメント。

 また、ほかのネイルに比べて施術時間も短いので、今ではネイルアーティストの間で最も人気のあるジェルネイルのひとつとなっているとも明かした。

Gel-Xのつけ方

 エリザベスいわく、Gel-Xはネイルカラーを塗る工程などを除けば、つけること自体はおよそ1時間ほどで仕上がるそう。気になるGel-Xをつける手順はこちら。

ステップ1:ネイルチップをファイルで削り、自爪に合うように形を調整する。

ステップ2:自爪にプライマーを塗り、その上からクリアタイプのジェルポリッシュを重ね、LEDランプで30秒ほど硬化させる。

ステップ3:ネイルチップにもプライマーとジェルポリッシュを塗り、斜め45度の角度で持ちながら自爪にしっかりと貼り付け、LEDランプで30秒ほど硬化させる。

ステップ4:5本の指すべてにネイルチップを貼り終えたら、LEDランプで全体を30秒ほど硬化させる。

ステップ5:あとは好きなカラーのジェルポリッシュやネイルパーツをつけて、最後にLEDランプで全体を30秒ほど硬化させたら完成。

 Gel-Xはホームキットも販売されているため、もちろんセルフで行なうことも可能。 ただし、一見シンプルに見えてかなり繊細な動きが必要なため、初心者の場合は、できればプロのネイルアーティストに任せたほうが見た目もキレイで長持ちするとエリザベスは言う。

 次世代のジェルネイルとして注目を集める「Gel-X(ジェルエックス)」。耐久性が高く、自爪への負担も少ないので、爪のダメージが気になってジェルネイルをあきらめていたという人はこれを機に試してみては。(フロントロウ編集部)

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