『Mommy/マミー』のグザヴィエ・ドランがTVドラマに初挑戦。30年前の嘘にかき乱される家族を描いたサスペンス作『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』が「スターチャンネルEX」にて日本初上陸する。(フロントロウ編集部)

『Mommy/マミー』のグザヴィエ・ドランがTVドラマに初挑戦

 カナダ・ケベック州出身のグザヴィエ・ドランは、19歳で発表した長編デビュー作『マイ・マザー』がカンヌ国際映画祭監督週間で上映されて以来、続く『胸騒ぎの恋人』や『わたしはロランス』も同映画祭で上映され、2014年に『Mommy/マミー』で審査員賞、2016年には『たかが世界の終わり』でグランプリを受賞するなど、同映画祭から高い評価を受けていることから、“カンヌの申し子”の異名を持つ天才監督。

画像: 『Mommy/マミー』のグザヴィエ・ドランがTVドラマに初挑戦

 そんなドラン監督が今回、自身にとって初挑戦となるTVドラマに挑む。同名舞台が原作の全5話のドラマ『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』では、ドラン監督が脚本・監督・製作・出演を務め、30年前に起きた事件とそれにかき乱される家族の姿を、過去と未来を行き来しながらサスペンスフルに描く。

画像: エリオット(『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』)

エリオット(『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』)

画像: シャンタル(『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』)

シャンタル(『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』)

 舞台は1991年、ケベック州の郊外。ラルーシュ家のジュリアン、妹のミレイユと、向かいに住むゴドロー家のロリエは仲良し3人組は、ある夜の事件を境に人生が一変する。ミレイユは秘密を抱えたまま町を離れ、家族と距離を置いていた。それから約30年。母マディが危篤という連絡を受け、ミレイユが帰郷し、ジュリアンとパートナーのシャンタル、次男のドゥニ、ドラッグのリハビリ施設から出来てばかりの末っ子エリオットら家族が再び集まることに。そして、マディが残した予想外の遺言が引き金となり、葬り去られていた嘘と秘密に翻弄されることとなる。はたして“あの夜”いったい何が起きたのか。

画像: ミレイユ(『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』)

ミレイユ(『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』)

画像: ジュリアン(『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』)

ジュリアン(『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』)

画像: マドレーヌ(『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』)

マドレーヌ(『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』)

 本年度サンダンス映画祭インディーエピソディック部門に見事選出され、来る1月21日にはインターナショナルプレミア上映が控える話題作。日本では2月24日(金)より「スターチャンネルEX」で独占日本初配信となる。

<配信および放送情報>
海外ドラマ 『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』 (全5話)
【配信】 Amazon Prime Video「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」
<字幕版>2月24日(金)より独占日本初配信開始 毎週金曜1話ずつ更新 
【放送】 BS10 スターチャンネル
<STAR1 字幕版> 3月6日(月)より 毎週月曜23:00ほか 
※3月5日(日)21:00より 字幕版 第1話 先行無料放送

グザヴィエ・ドラン監督コンプリート特集が配信

 また、本ドラマの配信を記念して、グザヴィエ・ドラン監督コンプリート特集が2月に「スターチャンネルEX」にて配信されることが決定。ドラン監督作全8本と出演作1本の合計9本が一挙配信される。

画像: 映画『Mommy/マミー』

映画『Mommy/マミー』

 「母と息子の衝突」というドラン監督映画に欠かせないテーマの原点となる長編デビュー作『マイ・マザー』をはじめ、作中でアスペクト比を変えるという大胆な手法で、閉塞感と未来への期待感の対比を見事に映し出してカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した『Mommy/マミー』、果てしない会話劇を通して家族の衝突と対話を描き、カンヌ国際映画祭グランプリに輝いた『たかが世界の終わり』のほか、俳優として出演し、演技者としての魅力を発揮した『神のゆらぎ』など、グザヴィエ・ドラン作品の魅力にどっぷり浸れる計9本をコンプリートできる特集となっている。。

<配信情報>
グザヴィエ・ドラン監督コンプリート特集(全9作)
【配信】 Amazon Prime Video「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」
<配信中>『マティアス&マキシム』『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』
<1月25日より配信>『たかが世界の終わり』『Mommy/マミー』『胸騒ぎの恋人』『マイ・マザー』『神のゆらぎ』
<2月14日より配信>『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.