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エディ・マーフィには、俳優として自分の年齢を感じた出来事があったという。(フロントロウ編集部)

エディ・マーフィ、年齢を感じた出来事

 映画『ビバリーヒルズ・コップ』や『星の王子 ニューヨークへ行く』、『ドリームガールズ』などで知られ、80年代から2000年代にかけて一世を風靡したコメディ俳優のエディ・マーフィ。10年代は少し活動を控えていたが、ここ数年でふたたび精力的に活動。

 そんな彼は、今年で62歳に。還暦を過ぎ、演じる役柄も変化している。しかし若い頃には、自分が年を重ねたという事実を拒否したかったこともあったよう。

 エディが主演を務め、1998年と2001年に公開された映画『ドクター・ドリトル』シリーズは、3作目以降からカイラ・プラットが演じるジョン・ドリトルの娘マヤが主人公となり、ビデオ映画として制作。じつはこの方向転換の裏には、エディのこんな思いがあったという。

 「『ドクター・ドリトル3』を作ろうとしていた大昔に、私がそれをしたくなかった理由を覚えていますよ。『(娘シャーリース役の)レイヴンはもう成人した女性だ。成人女性にパパと呼ばれるのは無理』という感じだったんです」

画像: エディ・マーフィ、年齢を感じた出来事

 幼い子どもや10代の子どもにパパと言われていたのに、いつの間にやら、シャーリース・ドリトルを演じたレイヴン・シモーネは成人となり、もう大人の俳優にパパと呼ばれる年齢に…。米ETのインタビューで、そんな事実が受け入れがたかったという様子を見せたエディ。プライベートで彼は10人の子どもを持ち、第1子はレイヴンと4歳違いであるものの、1番下の子は2018年生まれなので、まだまだ幼い子の父親だという感覚もありそう。

 とはいえ、さすがに今では年を重ねたことを受け入れており、最新作『ユー・ピープル ~僕らはこんなに違うけど~』における彼の役どころは、主人公カップルの父親。黒人であるアミラと白人であるエズラは結婚するつもりだが、それぞれの両親は人種の壁で対立してしまい、2人の結婚にも暗雲が…?というストーリーで、エディはアミラの父親を演じる。本作についてエディは、「今はこの段階です。本当にね。でも自分らしさはあるので、良いと思います」と語った。

(フロントロウ編集部)

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