ヘンリー王子が、メーガン妃にプロポーズをする前に祖母であるエリザベス女王に“結婚の許可”をもらいに行ったときのことを回顧録で語った。(フロントロウ編集部)

結婚の承諾を求められたエリザベス女王が返した言葉

 イギリス王室のヘンリー王子が、メーガン妃にプロポーズをする前に祖母であるエリザベス女王に“結婚の許可”をもらいに行ったときのことを回顧録『Spare(原題)』で振り返った。

 プロポーズをする前に、まずエリザベス女王の許可を得なければならないことを側近から知らされたヘンリー王子は、内心は「大の男が祖母に結婚の許しを請うなんて意味がわからない」と思いながらも、承諾をもらうために「女王の機嫌が良い日」に会いに行ったという。

画像: 結婚の承諾を求められたエリザベス女王が返した言葉

 エリザベス女王の前では「いつも緊張していた」と話すヘンリー王子が、「第二のマーガレット王女になるかもしれない(※)」という不安を胸に、「プロポーズするには、あなたの許可を得なければならないと言われました」と恐る恐る言うと、女王から意外な言葉が返ってきた。
※ヘンリー王子の妻メーガン妃には離婚歴があるが、エリザベス女王の妹マーガレット王女は離婚歴があるピーター・タウンゼントとの結婚をイギリス国教会や政府に認めてもらえなかった。

 「(私の許可が)必要なの?」

 そして、エリザベス女王のこの言葉に驚いたヘンリー王子が、許可が必要だと言われたと告げると、女王は「では、『イエス』と言うしかないでしょうね」と答えた。

 この含みのある言い方に、最初の「必要なの?」というひと言に続いて言葉を失ったというヘンリー王子は、エリザベス女王の真意がわからず、「彼女は『イエス』と言わなければならないと思ったのでしょうか?『イエス』と言ったけど、本当は『ノー』と言いたかったということなのでしょうか?」、「(女王の発言の意図が)私には理解できませんでした。彼女は嫌味を言ったのでしょうか?皮肉?それとも何かの隠語?ちょっとした言葉遊びに興じていたのでしょうか?祖母が言葉遊びが好きだった記憶はないし、言葉遊びをするにはとても奇妙なタイミングです」と動揺したことを『Spare』で明かしている。(フロントロウ編集部)

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