マックフライポテト®、日本はLサイズ380円
日本マクドナルドが1月16日から80%の商品で値上げを実施した。原材料の価格高騰、円安、人件費や物流費などの上昇などが理由だそうで、人気のマックフライポテト®は、Sサイズ160円→190円、Mサイズ290円→330円、Lサイズ340円→380円へと値上がりした。
では、Lサイズ380円という金額はアジアの他国と比べるとどのレベルなのか?
お隣の韓国は日本と同じ理由で2022年に複数回にわたり値上げをしているが、Lサイズは約250円(2400ウォン)。日本円で比べてみると日本が100円高い。
さらにアジア全域で見てみると、こちらはExpensivityというサイトが価格をドルでまとめているのだが、安い国から順番で、フィリピン(0.48ドル)、台湾(1.36ドル)、インド(1.49ドル)、スリランカ(1.51ドル)、マレーシア(1.51ドル)、ベトナム(1.56ドル)、ブルネイ(1.85ドル)、中国(1.86ドル)、韓国(2.45ドル)、タイ(2.27ドル)、シンガポール(2.96ドル)、日本(3ドル)。ドル換算にてアジア全土で見て、日本がワースト1位となった。※
もちろんこのランキングでは、それぞれの国の平均年収は検討されていないためそこも重要になってくるが、「マクドナルド値上げ!世界には値段が日本の2倍の国もあるが、給与も2倍以上」で平均年収も込みで検証した、日本、アメリカ、イギリス、スイスの価格比較では、日本のハンバーガーの新価格170円は平均年収の0.004%と4か国中ワーストという残念な結果だった。
※情報掲載は2021年10月。
(フロントロウ編集部)