パメラ・アンダーソンが、過去にティム・アレンに男性器を見せられたと告白。ティムが否定するも、パメラは“氷山の一角”だと反論している。(フロントロウ編集部)

パメラ・アンダーソン、ティム・アレンの行動を告発

 モデルであり俳優のパメラ・アンダーソンが、映画『トイ・ストーリー』でバズ・ライトイヤーの声を演じたことで有名なティム・アレンに、男性器を見せられた経験を告白した。

画像: パメラ・アンダーソン、ティム・アレンの行動を告発

 問題が起こったのは、1991年から1999年の間に8シーズンが放送されたシットコム『Home Improvement』の撮影現場でのことだという。パメラは初期の数十エピソードに出演しており、当時彼女は23歳、ティムは37歳だった。米Varietyが入手したパメラの自伝『Love, Pamela』の抜粋では、こう綴られている。

 「撮影初日に衣装部屋から出て行くと、ティムがローブ姿で廊下にいました。そして彼はローブの前を開け、パッと露出した。その下は完全に裸でした。彼は、それはフェアなことだと言いました。なぜなら、彼は私の裸を見たことがあり、これで平等だと。私は心地悪く笑いました」

 パメラはプレイボーイ誌のモデルとして一躍有名になった。1995年には、当時の夫トミー・リーとプライベートな楽しみとして夫婦の営みを撮った動画が他人の手によって流出。セックステープとして売られてしまうという人権侵害があった。ティムがパメラの裸を見たと言ったのは、プレイボーイ誌での姿を見て言っていたのか、本人の意思に反して流出したセックス動画を見て言ったことなのかは不明。

ティム・アレン、疑惑を否定

 パメラの告白を受けて、ティムは反論のコメントを発表した。

 「ノー。そのようなことは起こっていません。そのようなことは絶対にしません」

画像: ティム・アレン、疑惑を否定

パメラ・アンダーソン、自分の告白は“氷山の一角”に過ぎない

 ティムが否定したことについて、パメラはET Canadaのインタビューで、現代はMeToo運動によって変化してきているため、ティムは疑惑を認められないのだろうと分析した。

 「彼は否定するしかなかったのでしょう。私たちが今いる時代を見てみてくださいよ。もし彼が『あぁ、イエス。それをしましたよ…』と答えたら、彼がどうなるか。これらの話は、氷山の一角に過ぎません」

 また、彼女は自伝にその出来事を綴った理由について、「『Home Improvement』は私の初めての仕事だったので、その出来事に触れるのは重要だと感じたのです」と話した。

 現時点では、パメラの経験が本当に起こったものかどうかを裏づける証拠はない。しかし少なくとも、彼女がセックスシンボルだったという偏見から、彼女が性暴力被害を経験したのは嘘だと決めつけることはしてはいけない。

 パメラの息子ブランドンは、母親の人生について米Peopleのインタビューで、「自分の人生と同じ長さだけ母を知っているわけですが、私が母を思う時、母は信じられないほど博識で、知的で、話し上手で、思いやりがあり、情熱がある人です。しかし世界は母をそのように見たことはないと思います。つまりは、多くの人が母に十分な名誉を与えなかったし、これまでに母を襲った本当に酷い物事が起こる前に、母が自分自身を取り戻すための機会を与えなかったのだと思います」と語っていた。

(フロントロウ編集部)

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