ワスプ役俳優がジェレミー・レナーの近況を明かす
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でホープ・ヴァン・ダイン/ワスプを演じるエヴァンジェリン・リリーが、マーベル作品にホークアイ役で出演するジェレミー・レナーの見舞いに訪れていたことを米Access Hollywoodに明かした。
フロントロウでお伝えしたが、ジェレミーは1月に除雪作業中に自らが使用していた除雪車に片脚をひかれる事故にあった。この事故で胸部の鈍的外傷と整形外科的な怪我を負ったジェレミーは、2回の手術を受けたあと、しばらくのあいだ集中治療室に入院していたが、その後退院し、現在は自宅で療養生活を送っている。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)や『ハート・ロッカー』(2008)でジェレミーと共演経験のあるエヴァンジェリンは、事故後に彼の自宅を訪れ、その回復ぶりにたいそう驚いたという。
「彼の家に足を踏み入れた瞬間、鳥肌が立ちました。(動けるような状態ではないと思っていたため)『どうして動いてるの?動くことができるの?どうなってるの?』と。痛みでうめき声を上げて動けなくなった彼の枕元に座り、手を握ってあげることを想像していたんです。(でも、いざ家に行くと)彼は車椅子で動き回り、友だちと笑い合っていたんです。奇跡です。これぞまさに奇跡です。本当にタフな人だと思います。そんな彼の姿を私たちはずっと見てきました。驚くほど回復しています」
エヴァンジェリンは続けて、「(事故は)強烈なものでした。彼は強いトラウマになるような臨死体験をしました。しかも、ずっと意識があったんです。彼が事故当時の様子や聞こえた音、見えたものなどを話してくれたんですが、(衝撃的すぎて)まだ頭から離れません」と語った。
ちなみに、スコット・ラング/アントマン役のポール・ラッドは、現地時間2月6日に開催された『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のワールドプレミアの直前にジェレミーと話したそうで、「彼は大丈夫です。元気にしています。彼は素晴らしい。最高の男です」と米Entertainment Tonightのインタビューで述べている。(フロントロウ編集部)