人気俳優がハリー・スタイルズと気づかず失礼発言
映画『バタフライ・エフェクト』や『ベガスの恋に勝つルール』などの代表作で知られる俳優のアシュトン・カッチャーが、今年のグラミー賞で年間最優秀アルバム賞を含む2部門で受賞を果たしたシンガーのハリー・スタイルズを“歌がうまい一般人”と間違えてしまったことを米Esquireに明かした。
まだ、ハリーが所属するボーイズグループ、ワン・ダイレクションが活動休止(※)をする前のこと。アシュトンによると、誰もが知る超有名女性アーティストが主催したカラオケパーティーに出席した際に、その女性アーティストに負けず劣らずの素晴らしいパフォーマンスを披露した“若者”がいたそうで、その若者こそがハリーだった。
※ワン・ダイレクションは2016年から無期限で活動を休止している。
しかし、ハリーのことを知らなかったアシュトンは、ハリーがステージから降りたあと、彼がプロのシンガーだとも知らず、「これだけ言わせてくれ。君、本物そっくりだったよ。ものまねシンガーみたいだった。本当にうまかった」と伝えたという。アシュトンに悪気はなかったとはいえ、かなり失礼な発言。それに対するハリーの反応はというと…。
「ありがとう!そう言ってもらえて嬉しいよ」
ハリーは気分を害するどころかまったく気にしてない様子で、こう爽やかに返されたそう。ちなみに、アシュトンはこのやりとりの直後に、ハリーがワン・ダイレクションのメンバーだということを知った。友人に興奮気味に「彼(の歌)、本当によかったよね」と話したところ、「彼はハリー・スタイルズだ」と言われたため、アシュトンが「誰それ?」と聞き返すと、妻で同じく俳優のミラ・クニスから「ボーイズグループにいる子。彼はプロのシンガーだよ」と説明されたと語った。
ハリーがプロのシンガーであることに気づかなかっただけでなく、「歌がうまいね」と言ってしまった自分を“バカな奴”と話すアシュトンは、今回のインタビューを通じて「ハリー・スタイルズに申し訳ないことをしたと伝えたい。でも、君のカラオケは本当に上手だった。マジでよかったよ」と冗談まじりにハリーに謝罪している。(フロントロウ編集部)