トム・クルーズとスティーヴン・スピルバーグ監督が、アカデミー賞の候補者たちが参加したランチ会で再会。聞こえてきた会話の内容が話題に。(フロントロウ編集部)

スピルバーグ監督がトム・クルーズに伝えた言葉

 『マイノリティ・リポート』(2002年)や『宇宙戦争』(2005年)で一緒に仕事をしたトム・クルーズスティーヴン・スピルバーグ監督が、アカデミー賞の候補者たちを招いて行われるランチ会で再会を果たした。トムが主演を務めた『トップガン マーヴェリック』とスピルバーグ監督がメガホンを取った『フェイブルマンズ』は、現地時間3月12日に授賞式が行われる第95回アカデミー賞で作品賞をはじめとする複数の部門でノミネートされている。

画像: 2005年公開の映画『宇宙戦争』のワールドプレミアで撮影された写真。

2005年公開の映画『宇宙戦争』のワールドプレミアで撮影された写真。

 ランチ会でトムと熱い抱擁を交わしたスピルバーグ監督は、一言二言、言葉を交わしたあと、トムにこう伝えた。

 「君はハリウッドを救った。映画配給を救ったんだ。もっと言うと、『トップガン マーヴェリック』は映画業界全体を救ったかもしれない」

 その瞬間をとらえた映像がこちら。

 『トップガン マーヴェリック』は、ストリーミングサービス(オンライン公開)ではなく“劇場で見てほしい”というトムの強い思いもあって、コロナ禍で何度も公開延期した経緯がある。そして、まさに満を持して公開された本作は、全世界累計興行収入14億8,800万ドルを突破し、世界的な大ヒットを記録した。

 ちなみに、スピルバーグ監督からの賛辞に、トムは恐れ多いと言わんばかりに首を横に振り、謙遜した様子だった。(フロントロウ編集部)

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