不動の人気で来日公演のチケットは即完売!
2023年2月19日に東京ドーム、2月21日に大阪城ホールで開催の約16年ぶりのレッド・ホット・チリ・ペッパーズの単独来日公演。チケットは即完売を記録し、初日の東京公演では満員の観客を圧倒するライブを披露。世界トップクラスのロックバンドの実力を見せつけ、大盛況のうち幕を閉じた。21日には大阪公演を控えている。
そんなレッチリのリードシンガー、アンソニー・キーディスの愛車は、シリコンバレー発のEV専門メーカーであるテスラの「モデルS」。
テスラ「モデルS」、実はアンソニーのこだわりのチョイス
テスラが展開するプレミアムEVセダンの「モデルS」は、ファミリーセダンとしての利便性と、スポーツカー同様の動力性能を備え、現在も根強い人気を博すモデルだ。
テスラ「モデルS」の価格は約1,200万円の高級車だけれども、世界のトップロックスターのアンソニーにしては、控えめなチョイスと思うかもしれない。
実際にアメリカでテスラを運転するアンソニーの姿が目撃された時には、「意外だ」「数億円のクルマを運転していると思った」などといったニュースやコメントが続出したほど。
しかしながらテスラを選んだのは、アンソニーのこだわりのチョイスが込められている。日本ではあまり知られていないが、アンソニーは兼ねてより環境問題に熱心に取り組んでおり、クリーン・エネルギー投資事業の支援を熱心に行っているのだ。
アンソニーが投資する、 i(x) Net Zero社は、建築環境におけるエネルギー転換と持続可能性に焦点を当てた投資会社で、持続可能で環境に優しいビジネスを支援しており、廃棄物をジェット燃料に変える会社や大気中の炭素を回収する会社などのプロジェクトに投資を行なっている。
そういった活動から、二酸化炭素を排出しない電気自動車を生産し、車だけではなく、太陽光発電に必要なソーラーパネルなどの開発も行ない、クリーンエネルギー企業を牽引するテスラ社のクルマをアンソニーが選んだのには、実に納得。
世界的ロックスターが乗るような世界に数台のレア車ではなく、環境に優しいEV車を自ら運転する飾らない姿は、やっぱりアンソニーらしかった。
(フロンロウ編集部)