リサ・マリー・プレスリーの遺産をめぐって残された家族が対立
フロントロウでお伝えしたが、今年1月、“キング・オブ・ロックンロール”と称される伝説のシンガー、エルヴィス・プレスリーの一人娘で、マイケル・ジャクソンの元妻としても知られるシンガーのリサ・マリー・プレスリーが自宅で心臓発作を起こして、緊急搬送された先の病院で亡くなった。そのリサ・マリーの遺産をめぐって、エルヴィスの元妻でリサ・マリーの母であるプリシラ・プレスリーと、リサ・マリーの娘でモデルのライリー・キーオが揉めているという。
リサ・マリーの代理人によると、エルヴィスの旧邸宅であるグレイスランドは、彼女の3人の娘(※ライリーと、2016年に離婚したマイケル・ウッドとのあいだにもうけた双子のハーパーとフィンリー)に譲渡されることになっているそうで、リサ・マリーの信託はライリーと2020年に亡くなったライリーの弟ベンジャミンが共同受託者として指名されていたという。しかし、プリシラはライリーの任命について「多くの問題がある」と主張し、「真正性と妥当性」を問う嘆願書を裁判所に提出したと米ETは伝えている。
プリシラとライリーは弁護士を通じて連絡を取り合っているが、この問題が浮上してからまったく口をきいていないそうで、関係者は「ライリーとプリシラにとって、この数週間はとても緊迫した、心が折れるような日々でした。ライリーは母親を亡くし、悲しみに暮れています。また、家族との遺産問題に心を痛めています。プリシラは自分の主張は正当なものであり、裁判に勝つと断言しています。2人とも裁判に向けて準備を進めていますが、ライリーは個人的に解決することを望んでいます」とETに語っている。
ライリーは母であるリサ・マリーは「こんなことを望んでいないと信じている」というが、プリシラは遺産に関する「古い文書が偽造されたと確信している」そうで、彼女は「自分の心で正しいと思うことをやっている」と関係者は証言している。(フロントロウ編集部)