『ウーマン・トーキング 私たちの選択』のルーニー・マーラが、第95回アカデミー賞授賞式で目立ちたくないという性格を垣間見せた瞬間が、彼女らしくて可愛すぎる!(フロントロウ編集部)

ルーニー・マーラ、ジェシー・バックリーに誘われるも…

 2023年のアカデミー賞授賞式が開催。今年の結果は多くがファンの期待通りとなり、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が最多受賞。その他にも、主演男優賞で映画『ザ・ホエール』のブレンダン・フレイザー、歌曲賞で『RRR』の「ナートゥ・ナートゥ」、長編アニメ映画賞で『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』などが受賞。

 脚色賞はサラ・ポーリー監督による『ウーマン・トーキング 私たちの選択』。本作は彼女が10年ぶりに監督復帰した作品で、非常に高い評価を受けており、納得の結果となった。

 監督による痛快で愛の込められた受賞スピーチは最高だと話題だが、そのスピーチ中にカメラが映したある人物の一瞬も注目を集めている。本作で主演を務めたのは、ルーニー・マーラ。本作は彼女にとっても、ホアキン・フェニックスとの間に第1子が誕生した後の久しぶりの復帰作で、ルーニーの他にも、ジェシー・バックリー、クレア・フォイ、フランシス・マクドーマンドなど豪華俳優たちが出演した。

 アカデミー賞の会場にはみんなが勢ぞろいして、ルーニーはジェシーと隣同士の席順に。そして、スピーチ中に監督が感謝の気持ちを示し、「私たちには最高に素晴らしいキャストとスタッフがいて、そのうちの何名かは今夜ここにいます。もしそこやあそこにいるのなら、立ってください。そしてこの映画のために働いてくれた、家にいるみんなも」と言った時に、その出来事は起こった。

 監督にスタンディングオベーションをするために、ジェシーの隣にいたシーラ・マッカーシーが立ち、ジェシーもルーニーと一緒に“立つ?”といった様子で彼女の手を握った。しかしルーニー、恥ずかしかったのか立つのを拒否!

 カメラの前で演技をするプロである俳優だけど、こういう場は恥ずかしいだなんて、可愛すぎる…! もちろん彼女は監督の受賞については心から喜んでおり、受賞が発表された時にはみんな大歓喜でハグしていた。

 ルーニーといえば、個性的で独特なテンポと雰囲気を持つ人物。自分が信念を持つ動物の権利などのためには積極的に主張するが、自分自身に関しては控えめというのは彼女らしい。そんな彼女が『ドラゴン・タトゥーの女』を演じたのは、なかなかレアなことだったのかもしれないと脳裏によぎるほど、キュートな一幕となった。

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.