多くの才能ある若い女性と自動車業界をつなぐプログラム
ベントレーモーターズが、次世代の若い女性リーダー、とくにエンジニアリング、デザイン、テクノロジー、ビジネスの分野の女子学生を育成することを目的としたグローバルなメンタリングプログラムである「エクストラオーディナリー・ウィメン・プログラム」の2023年版を開始した。
ベントレーは、ラフバラー大学、バース大学、ウォーリック大学、マンチェスターメトロポリタン大学、およびサウジアラビアの提携大学であるダー・アル・ヘクマ大学を含む英国の主要大学と提携して、このプログラムを実施。
同プログラムは、女性に自動車業界でのキャリアを考えてもらうことを目的としている。
また、プログラムの中心的存在として、エンジニアリング、デザイン、テクノロジー、ビジネスの分野で活躍し、独自のサクセスストーリーを持つ数多くの特別な女性(パイオニア)たちとパートナーシップを組む予定となっている。
本プログラムは昨年、英国とアラブ首長国連邦で開始され成功を収めたことに続き、2023年には、英国で拡大されるとともに、サウジアラビア王国でも初めて展開される運びとなった。
2025年までに30%の多様性に富んだマネジメントの達成を目指して
ベントレーは今後、各大学と協力してプログラムへの参加者を選抜し、1大学につき1名の枠を用意。合格者は、経験豊富なベントレーのスタッフおよび特別なパイオニアと1対1のメンタリングを受け、今年6月にクルーのベントレー本社で1週間のプログラムに参加した後、ベントレーのチームと実際のプロジェクトに取り組み、メンタリング経験からの学びを実践することになる。
人事担当役員であるカレン・ラング博士は、建設的で互恵的なダイバーシティ戦略を追求することは、ベントレーのビヨンド100戦略、とくに2025年までに30%の多様性に富んだマネジメントを達成するという目標には必要不可欠だと説明している。
初年度のプログラムが成功をおさめ、参加した若い女性たちからポジティブなフィードバックが寄せられたことから、より多くの才能ある若い女性を迎え入れ、テクノロジーと自動車分野のキャリアに関する知識を深めてもらうことを目的とした本プログラム。
ベントレーの施策をきっかけに、才能ある若い女性たちが平等性を持って業界で活躍する場が広がり、才能を開花させるきっかけになることに期待したい。
(フロントロウ編集部)