WBC準々決勝、メキシコ対プエルトリコを観戦したラッパーのテカシ・シックスナインが、会場内でトラブルを起こしてスタジアムから追い出された。(フロントロウ編集部)

お騒がせラッパーはWBC会場でも“お騒がせ”だった

 2018年に銃による発砲や恐喝、さらにギャング関連の麻薬取引や武装強盗に関与していた容疑で逮捕され、実刑判決を受けたラッパーのテカシ・シックスナインが、現地時間3月18日に米フロリダ州マイアミで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝、メキシコ対プエルトリコを観戦するも酒を飲みすぎて騒動を起こし、球場から追い出されたと米Page Sixが報じた。

画像: お騒がせラッパーはWBC会場でも“お騒がせ”だった

 テカシの母はメキシコ系アメリカ人で父はプエルトリコ系アメリカ人ということで、自身にとってゆかりのある2つの国の戦いを見るために現地に足を運んだテカシだったが、目撃者によると、泥酔して“制御不能”になり、他の客の邪魔をするなどの迷惑行為を行なったため、警備員もしくは警察官と思われる人物から席を離れるよう求められたという。

 SNSに投稿された動画には、テカシが立ち上がり、他の観客の視界をさえぎるように大きな旗を振る姿や、酒に酔ってバランスを崩して倒れたように見える瞬間などが映っていた。退場を命じられたテカシがそれに応じたのは試合の終盤だそうなので、彼はそれまで数イニングにわたって迷惑行為を行なっていたことになる。

 ちなみに、テカシは今年1月にもマイアミにあるレストランで、従業員以外は立ち入り禁止のバーの裏に許可なく入り、無料でテキーラのボトルを客の口に注ぐなどの無謀な行動を取ったとして追い出されたとPage Sixは伝えている。刑務所に服役中、自殺を考えるほど精神的に追い込まれていたというテカシ。すでに出所したとはいえまだ保護観察中の身なので、行動には気をつけたほうがいいかもしれない。(フロントロウ編集部)

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