『ワイスピ』人気カップルだったジゼルとハン
11作目でシリーズが完結することが発表されている『ワイルド・スピード』シリーズの10作目となる『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』。9作目で死んだと思われていたハンが復活し、10作目では、ハンや彼と因縁のあるデッカード・ショウが活躍する。さらに、あと2作品で完結するにもかかわらず、10作目では新キャラクターが数多く登場する予定で、ドム、ジェイコブ、ミアの祖母や、ジェイソン・モモア演じる敵などが画面を縦横無尽に駆け巡る。
そんな風に多くのキャラクターが入り乱れるシリーズだからこそ、ある人の復活が望まれている。それは、ガル・ガドットが演じたジゼル!
『ワイルド・スピード/EURO MISSION』で命を落としたとされているジゼルだが、死亡シーンが明確には描かれておらず、これまでに葬式のシーンもない。そのため、彼女は生きている説も根強く支持されてきた。そして、ハンを演じるサン・カンも同じ意見のよう! 米Comicbookのインタビューで、ジゼルもハンのように復活させるというアイディアについて聞かれたサンは、シンプルにこんな返答。
「彼女ができない理由は(ないでしょう)?」
“本当にそれな?”と言いたくなってしまう、サンの発言。というのも、彼が演じたハンも長らく死んだと思われていたキャラクターだったが、ファンからの人気が高いことなどが理由となり、まさかの復活。さらに言えば、レティやオーウェン・ショウなど、『ワイルド・スピード』は死んだと思われたキャラクターが生きていた展開があまりに多く、もはや誰の死でもひっくり返すのが“アリ”なシリーズになっている。
そしてジゼルといえばハンの恋人。ハンとジゼルはペアとしても人気が高かったため、ハンが復活したとなれば、いよいよジゼルにも本気でカムバックしてほしいと思っているファンは多い。
ハンとジゼルが一緒にいるところを再び見たいかと聞かれたサンは、「見たいですよ。見たくない人はいるのでしょうか?人生でガル・ガドットを望まない人がいるのですか?」と、お茶目にコメントしていた。
前作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』におけるハンの復活、そして『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』よりショーン・ボズウェル、トゥインキー、アールの登場は、特別予告編が公開された時点で明らかになっていた。 『ファイヤーブースト』の予告編はすでに公開となっているが、ジゼルの登場は匂わされていない。
彼女のカムバックが可能かどうかには、人気俳優であるガルのスケジュールや意向も影響してくるが、2020年4月には、10作目に出演を交渉されていると報じられていた。しかしその年の終わりに、ガルがシリーズ復帰は「今はやることリストにない」とコメントしたことで、ファンは肩を落とした。
果たしてジゼルは10作目に出てくるか、10作目でなく最終11作目でカムバックしてくれるか、それとも本当に命を落としたのか…。今後の予告映像や、残り2作から目が離せない。
(フロントロウ編集部)