映画『ジョーカー』の続編である『Joker: Folie à Deux(原題)』の撮影がニューヨークで進んでいるが、撮影現場で使われているカチンコの作品名のところに「JULIET(ジュリエット)」と描かれている...!

『ジョーカー』続編のワーキングタイトルは「JULIET」

 トッド・フィリップス監督による2019年の映画『ジョーカー』は、『Joker: Folie à Deux(原題)』として2024年に続編が控えており、前作から続投する主演のホアキン・フェニックスや、続編から参加するレディー・ガガらがニューヨークで始まった撮影に連日挑んでいる。

 そんななか、撮影現場で使われているカチンコに注目。

画像1: 『ジョーカー』続編のワーキングタイトルは「JULIET」

 一般的にカチンコには、撮影中のシーンやテイクが描かれているほか、監督の名前、シネマトグラファーの名前、そして作品名が記される。『ジョーカー2(仮)』のカチンコも同じなのだが、作品名のところに、『Joker: Folie à Deux』ではなく『JULIET』と描かれている。

画像2: 『ジョーカー』続編のワーキングタイトルは「JULIET」

 『JULIET(ジュリエット)』は、『Joker: Folie à Deux』のワーキングタイトル。ワーキングタイトルとは、映画の製作過程で使用される仮のタイトルのこと。スタッフの間での呼び名として使われるものだが、映画のストーリーやテーマと関連している場合もあるが、まったく関係していない場合もあり、ケースバイケース。

 『Joker: Folie à Deux』は、じつは1作目『ジョーカー』と関連している。『ジョーカー』のワーキングタイトルは「ロミオ(ROMEO)」だったのだ。シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』にオマージュを捧げて、続編はワーキングタイトルが「ジュリエット(JULIET)」になったよう。

 ちなみにフィリップス監督は、1作目のワーキングタイトルが「ロミオ」になった経緯については明かしていない。(フロントロウ編集部)

 

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