年始に自宅付近で除雪車にひかれて30カ所以上を骨折する重傷を負った俳優のジェレミー・レナーが、当時、家族に充てた「最後の手紙」をスマホに綴っていたことを明かした。(フロントロウ編集部)

一人だったら「間違いなく」死んでいた

 映画『アベンジャーズ』シリーズなどのマーベル作品でクリント・バートン / ホークアイを演じる俳優のジェレミー・レナーは、2023年の元旦に甥の車を雪の中から出すために除雪車を操っていたのだが、非常ブレーキをかけ忘れた状態で除雪車から降りたため除雪車が甥のいる方向に進んでしまい、方向転換をすべく再び運転席に戻ろうとした際に、あやまって車両の下に引き込まれてしまった。

 4月にダイアン・ソイヤーの取材に応えて事故後初のテレビ出演を果たしたジェレミーはそこで元気そうな姿を見せたが、当時は全身30カ所以上を骨折し、集中治療室にいた時期もあるほど重傷だった。病院のベッドで死を覚悟した瞬間もあったそうで、ダイアンの番組でそれに触れたジェレミーは涙に声を震わせながら、「スマホに書いていました。家族への別れの言葉を」と告白。

 当時ジェレミーは甥といて、番組では甥の緊迫した様子が伝わる通報音声も公開された。当時を振り返ったジェレミーは、「もしも僕があそこに一人きりだったら、悲惨な終わり方だったでしょう」と語り、一人だったら「間違いなく」死んでいたと明言。「でも私は一人ではなかった。私の甥、優しいアレックスがいた。そして、救護班が来てくれたのです」と続けた。(フロントロウ編集部)

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