例年、様々な環境問題への取り組みを行なっているフジロック・フェスティバルが今年も会場で環境対策に取り組むことを発表した。(フロントロウ編集部)

Festival Echo〜森とともにある、フジロック

 7月28日(金)・29日(土)・30日(日)の3日間にかけて新潟県湯沢町苗場スキー場にて開催されるFUJI ROCK FESTIVAL'23。ヘッドライナーを務めるザ・ストロークスやフー・ファイターズ、リゾを筆頭に今年も豪華ラインナップが揃っているフジロックだが、新たに、会場で行なわれる様々な環境対策への取り組みが発表された。

画像: Festival Echo〜森とともにある、フジロック

 FUJI ROCKでは毎年、イベントで派生する環境負荷の軽減を試みると共に、森の未来に向けての様々な環境対策に取り組んでおり、今年も“Festival Echo〜森とともにある、フジロック”というテーマで様々な取り組みが行なわれることが発表されている。

 今年行なわれる主な取り組みは以下の通り。

・フジロックの森プロジェクト
フジロックでは、苗場の森をリスペクトする気持ちをアクションに移そうと、新潟県、湯沢町、苗場の皆さん、主催者のスマッシュが中心となって、 来場者の皆さんと一緒に森の保全活動「フジロックの森プロジェクト」を行っています。

・NEW POWER GEAR
地球温暖化の原因となるCO2を削減するために!クリーンなエネルギーへの転換を実践します。各地で異常気象が発生する中、気候変動という地球規模の課題の解決に向けて、 日本は「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」(2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること)を目指しています。 国や企業だけではなく、私たち一人ひとりがCO2削減のアクションを行う必要があります。会場で使用するエネルギー源を工夫することで、CO2を削減しましょう!

・ごみゼロナビゲーション
「ごみ=資源」という考え方を持って、できるかぎりリサイクルする社会になるよう、NPO iPledge(アイプレッジ)が中心となって「ごみゼロナビゲーション」活動を展開。フジロックで出たごみは、フジロックでリサイクルする「イベント内資源循環サイクル」に取り組んでいます。

・NGOヴィレッジ
会場内には、地球環境、森林保全、平和のことなど、私たちをとりまく様々な問題に取り組み、活動するNGOが集まる場「NGOヴィレッジ」があります。 来場者に"社会のカダイ"をわかりやすく伝え、アクションへ踏み出すきっかけを提供する団体が参加アピールします。

 加えて、4月15日(土)と16日(日)には、東京・代々木公園にて開催された「アースデイ東京2023」にも出展。フジロックの森プロジェクトによる、間伐材コースターづくりというワークショップのほか、様々な形で環境保全活動の紹介が行なわれた。

 フジロック・フェスティバルでは現在、「NGOヴィレッジ」に参加するNGOを募集している。募集締め切りは4月28日(金)まで。

(フロントロウ編集部)

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