記念すべき1台限りの「コンチネンタル GT S」を公開
2003年に発売された初代コンチネンタルGTは、VWグループ初の新型ベントレーとして、新たな市場分野を開拓し、3世代を経て現在に至るまでにつねに進化を遂げてきた。
「コンチネンタル GT」が登場してから早20年。誕生20周年を記念して、ベントレーモーターズは上海オートショーで1台限りのコンチネンタル GT Sをデビューさせた。
この特別な車には、ベントレーモーターズの現代を決定づけたこの車の20年を記念するバッジ、インレイ、デザインモチーフなど、マリナーの特注装備がいくつか装備されている。
上海向けの特別なGT Sのエクステリアは、マグネティック・ダークグレーメタリックで、ブラッククロームとブラック22インチ10スポークスポーツホイールで引き立てられ、レッドブレーキキャリパーが彩りを添えている。
ブラックとレッドのテーマはインテリアにも受け継がれ、ベルーガとホットスパーのレザーとピアノブラックのデュオトーン仕上げが施されている。
さらに特注のインテリアには、マリナー独自のカラーウェイ、デュアルフィニッシュのフェイシアとウェストレール、センターコンソールとトレッドプレートの特注ディテールが採用されている。
コンチネンタル GTの誕生日は、ベントレーの強力な6.0リッターツインターボW12エンジンが20年以上にわたって物理的にも精神的にもベントレーを成功に導いてきた20周年でもある。
このエンジンの生産終了は2024年4月に予定されており、この象徴的なパワートレインがベントレーの電気自動車の未来に道を開くまで、W12の作られる期間はあとわずか12ヶ月しか残されていない。
この節目は、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(7月13日~16日)で祝われることが予定されており、過去20年間のW12エンジン搭載車、そしてマリナーによる新しいベントレーバトゥールまで、感動的な展示でW12を祝福する予定となっている。
数々の受賞を誇るコンチネンタル GT
3代目となる現在、コンチネンタル GTとその派生であるコンチネンタル GTCは、数々の賞を受賞し、賞賛を浴び続けている。
2022年、コンチネンタル GTスピードはロブ・レポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、2023年にはコンチネンタル GT V8 Sがカー・オブ・ザ・イヤーを受賞。また、2023年2月に開催されたオートモーターアンドスポーツアワードでは、101,000人以上の読者投票により、コンチネンタル GTが高級輸入車部門で2年連続の受賞を果たしている。
(フロントロウ編集部)