ブルーのコントロールカラーの役割とは?
ベースメイク前に塗ることで、メイクのノリや持ちをよくしてくれる化粧下地。なかでもカラー付きの化粧下地「コントロールカラー」は、色の性質を利用して肌色を補正してくれるため、均一なベースメイクづくりには欠かせないもの。
そんなコントロールカラーには、ピンク、グリーン、パープル、イエローなどさまざまな色があるけれど、いまメイク好きの間で人気を集めているのは「ブルー」の化粧下地。
ブルーのコントロールカラー(ブルー下地)は、肌に透明感を与えたい人にもってこいのアイテム。赤ら顔やニキビ跡などの「赤み」をカバーしてくれるほか、どんよりと暗い印象を与える「黄ぐすみ」などの肌悩みを均一に整える働きを持ち、パッと明るい素肌を演出してくれる。
さらに、メイクアップアーティストのダニ・ヴィンセントによると、じつはブルーのコントロールカラーは、肌が黄みがかっている「イエローベース」の人にもオススメ。
ダニによると、ブルーのコントロールカラーには、肌の黄みやオレンジみをおさえる働きがあるため、下地として使うことで肌の色をニュートラルに近づけることができるそう。肌の色がニュートラルになれば、イエベ肌が苦手だとされる青みピンクやパープルなどもなじみやすくなるため、よりメイクの幅が広がると米Instyleで話している。
ブルーのコントロールカラーの使い方
そんなブルーのコントロールカラーを上手に使いこなすポイントは、できるだけ“薄く”塗り広げること。メイクアップアーティストのカーラ・ロベロによると、ブルーのコントロールカラーを厚く塗ってしまうと、血色の悪い印象に見える恐れがあるそう。
カーラは、「はじめは少量だけ塗り、薄い層をつくるように肌になじませていきます。またファンデーションを上から重ねるときは、スポンジで一気にのばさず、トントンと軽くたたくようにつけるとキレイに仕上がります」と米Makeup.comでアドバイスした。
ブルーのコントロールカラー人気アイテム
そんなトレンドのブルーのコントロールカラーのなかでも、とくに人気が高いおすすめアイテムを厳選してご紹介。
ディオール スノー メイクアップ ベース UV35
ディオールの「スノー メイクアップ ベース UV35」は、肌色を均一に美しく整える化粧下地。肌にそっとなじむ軽やかな使い心地で、肌の気になる部分を瞬時に補正。メイクノリと持ちを高めてくれる。
ジバンシイ プリズム・プライマー
ジバンシイの「プリズム・プライマー」は、塗布するだけで心地よく肌にフィットし、ムラがなく均一でなめらかな肌に導く化粧下地。3種の花から抽出した独自の成分“ビューティー・ブルーミング・コンプレックス”を配合し、肌にうるおいを与えながら、均一で美しい肌に導く。
エクセル グロウルミナイザー UV
エクセルの「グロウルミナイザー UV」は、パールの発光感と美容オイル(保湿成分)のWの効果で、立体感のあるツヤ肌に導く化粧下地。高い皮脂吸着効果でメイク崩れを防ぎ、ファンデーションの密着を高めて毛穴落ちを予防。クリームハイライトとして、目の周りや頬にのせてもOK。
肌の透明感をアップさせるブルーのコントロールカラー。まだ持っていないという人は、これを機にコントロールカラーを取り入れてみては。(フロントロウ編集部)