爪を補強する「ネイルハードナー」
セレブを数多く手がける人気ネイルアーティストのクウィーニー・グエンによると、ネイルハードナー(Nail Hardener)とは、爪を補強して健康な状態に導くコーディング剤のこと。
クウィーニーは、「ネイルハードナーとは、一般的に爪と呼ばれる爪甲を補強し、爪が割れたり折れたりするのを防ぐアイテムのひとつです」と米Instyleで説明。とくに柔らかい爪や、薄い爪の補強に効果的なネイルケア製品だという。
どういう原理で爪を補強するの?
ではどういった原理で爪を補強しているのだろうか。その秘密は、ネイルハードナーに含まれている「ケラチン」という成分。ケラチンとは、爪、髪、肌などあらゆるものに含まれるタンパク質の一種で、これを爪に塗ることで、爪を保湿しながら保護し、割れや欠けを防いでくれるそう。
クウィーニーは、「ネイルハードナーは、このように爪のケラチンをより強く結合させ、爪甲を硬化させることで、これ以上爪がもろくならないようにしているのです」と説明した。
ネイルハードナーの使い方は?
クウィーニーいわく、ネイルハードナーの使い方はいたって簡単で、普通のマニキュアと同じように爪に塗るだけ。
クウィーニーは、「ネイルハードナーは、マニキュアを塗る前のベースコートとしても、単体としても使うこともできます」と話し、キューティクルオイルやハンドクリームなど、ほかのネイルケア製品と併用して使うのもオススメだと明かした。
ほかにも、ネイルハードナーを使う頻度については「週に1回」ほど塗るのがベストだと助言。クウィーニーは、「健康的な爪の成長を促すためにも、できればマニキュアはスキップし、週に1回ほどネイルハードナーを塗布するのがいいでしょう」と勧めている。
ネイルハードナーは、乾燥や外的刺激などで薄くなった爪や伸ばしたい爪をしっかり補強し、健康的な爪に導いてくれる便利なアイテム。日本でもさまざなネイルハードナーが販売されているので、これを機にぜひネイルケアに取り入れてみては。(フロントロウ編集部)