カミソリで毛を処理した後に起きる「カミソリ負け」。そんなカミソリ負けの原因になるNG行為と対処法を専門家がアドバイス。(フロントロウ編集部)

何気なくやっている行為がカミソリ負けの原因に?

 体毛を自己処理した後に起きるカミソリ負けは、カミソリの刃で肌が傷ついたり、角質を取りすぎたりすることが主な原因。そのため、新しいカミソリに取り換えれば解決すると思われがちだけれど、じつは普段行なっている何気ない行為が、カミソリ負けを引き起こしている場合もあるという。

画像: 何気なくやっている行為がカミソリ負けの原因に?

 米カミソリブランドPacific Shaving Companyの共同創業者で、シェービングのエキスパートであるシーシー・ソフロナス氏が、カミソリ負けを引き起こす原因になるNG行為を米Popsugarで明かした。

1.下準備せずに剃り始める

 ソフロナス氏によると、カミソリ負けを防ぐ最大のポイントは下準備。「カミソリで剃り始める前に、まずはクレンジングして肌を整えるのが鉄則。これは肌に残った汗や皮脂、デオドラント、バクテリアを除去するために行ないます」と説明。ちなみに、クレンジングにはいつも使っている石鹸やボディソープで良いそう。

画像: 1.下準備せずに剃り始める

 ほかにも、カミソリで剃り始める前に肌を温めるのもコツ。肌が冷たい状態でカミソリを当てると刺激になる恐れがあるため、お湯やスチームで事前に肌を温めておくと良いそう。

2.シェービングクリームを使わない

 カミソリで剃るときに、石鹸やボディソープを使っている人も少なくないと思うけれど、じつはこれもカミソリ負けを引き起こす原因のひとつ。一見、すべりが良くなったように感じるけれど、かえって肌の負担が大きくなるだけだという。

画像: 2.シェービングクリームを使わない

 ソフロナス氏は、「シェービング用の潤滑剤を使いましょう。カミソリによる傷の原因となる摩擦を最小限におさえ、カミソリの刃から肌を守ってくれます」と勧める。

3.急いで毛を剃る

 急いでいるときほどパパっと適当に剃ることも多いけれど、ソフロナス氏いわく、体のどの部分でも、ちゃんと時間をかけてゆっくり剃るべきとのこと。

画像: 3.急いで毛を剃る

 ソフロナス氏は、「急げば急ぐほど、自分の肌を傷つけてしまう可能性が高くなるだけです」と発言。続けてソフロナス氏は、「とくにわきの下の毛は、いくつかの方向に生えていることがあります」と話し、肌への刺激を最小限におさえるためにも、同じ場所を何度も剃らないように気をつけるべきだと助言した。

4.毛を剃った後に保湿しない

 毛を剃った後の肌は乾燥しやすいもの。ソフロナス氏は、「体毛を処理した後は、必ず肌を保湿しましょう」と話し、シャワーを浴びたらすぐに保湿するようアドバイス。肌がまだ湿っている間に保湿することで、うるおいを閉じ込めることができるそう。

画像: 4.毛を剃った後に保湿しない

 ちなみに、肌の保湿には毛穴を防ぐ成分を含まない“ノンコメドジェニック処方”のシェービング用ローションやオイルを使うのがオススメ。ソフロナス氏いわく、埋没毛や肌荒れが起きるのを防ぐ効果が期待できるのだとか。

 肌の露出が増える季節になると気になる体毛の自己処理。カミソリ負けをしないためにも、ふだんの習慣を見直してみては。(フロントロウ編集部)

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