母の日は世界中の子どもたちが母親への愛や感謝を伝える日。しかしそんな母の日は、一部の子どもたちにとっては悲しい日でもある。「この話が十分されていないから」と言ってTikTokに投稿された動画が話題を集めている。(フロントロウ編集部)

「こういう状況の対応マニュアルはない」女性の投稿に共感の声

 ニューヨーク在住のメキシコ系アメリカ人のクリエイターであるアナ・パオロ。メキシコ移民の子どもとしてカリフォルニア州に生まれたアナは、母親と疎遠だという。そんな彼女が母の日を前に、「この話が十分されていないから」と言って投稿した1分の動画が話題を集めている。以下、アナの言葉の全訳。

「私の母は私のベストフレンドではない。アドバイスが欲しい時に相談する相手でもない。そして、それは悪いことではない。

  母の日はいつも不思議な感じ。みんなが、自分を支えてくれる親友的存在である母親に捧げる投稿を見るのが好き。そのような関係がこの世に存在することを嬉しく思う。

 私自身はそういう関係を経験することはないと、ようやく受け入れられつつある。でもいつも考えてしまうの。人生はどんなものなのだろうと。もしも、母親の電話やメッセージが来た時にパニックではなく喜びを感じられたらって。最近どうって質問に別の意図がなければ、愛とサポートが条件つきじゃなければどんな気持ちだろうって。

 こういう状況の対応マニュアルはない。とくに今の文化ではね。だから、複雑な人間関係にある人たちへ。それを隠している人たちへ。『でも、あなたのお母さんなんだから』と言われて、知ってるしと思ってうんざりしている人たちへ。

 あなたに平穏を送ります。自分のルールで生きているあなたを誇りに思います」

 TikTokで20万近くのいいねを集めたアナの投稿のコメント欄には、「これを共有してくれてありがとう」「この気持ち、わかるよ」と感謝や共感の言葉が書き込まれ、「母の日は難しい。私がなぜ母親と関係を持たないか、誰も理解してくれません。でも、私は虐待よりも平和と尊敬を選びます」と、自身の体験談を投稿する人も。

 一方、その中でアナがコメントを返していたのは、「私の母もそうでしたが、ある日突然変わりました。今では私を支えてくれていますし、操られることもありません」という書き込み。アナは「これを聞いてすごく幸せな気持ちになる!希望が持てるから」と返していた。(フロントロウ編集部)

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