自宅でセルフカラーをしてみたら、なぜか髪が緑色になってしまった! そんなセルフカラーのよくある失敗をプロが解決。緑色になった髪を直す方法を紹介した。(フロントロウ編集部)

髪が「緑色」になってしまうのは、なぜ?

 セレブ御用達のカラーリストのジョージ・パパニコラスによると、セルフカラーで髪を染めたときに緑色になってしまう原因のひとつは、寒色系ヘアカラーの使用。

画像1: 髪が「緑色」になってしまうのは、なぜ?

 寒色系やアッシュ系のヘアカラーには「青み」が含まれており、これが地毛やブリーチした髪に含まれる「黄み」と混ざり合うと、色落ちしたときに緑っぽく見えることがあるそう。

 もうひとつの原因は、プールなどに含まれる塩素。同じくセレブ御用達ヘアスタイリストのトム・スミスいわく、プールなどに含まれる銅や塩素などがブリーチした髪と化学反応を起こすと、緑っぽく見えることがあるという。

画像2: 髪が「緑色」になってしまうのは、なぜ?

 そこで、海外の人気ヘアスタイリストたちが、ヘアカラーの色落ちによる“緑色”を抑える方法を紹介。自宅でもできるので、色落ちに悩んでいる人は今すぐチェックしてみて。

解決策1.赤系orピンク系シャンプーで補色

 ジョージいわく、寒色系のヘアカラーを使って髪が緑色になってしまった場合は、「赤系もしくはピンク系のカラーシャンプー」で色味を中和するのがオススメ。

画像: 解決策1.赤系orピンク系シャンプーで補色

 赤系やピンク系のカラーシャンプーに含まれる「赤み」が、寒色系ヘアカラーによって生まれた緑の色素を打ち消し、透明感のある髪に導いてくれるそう。

解決策2.クレンジングシャンプーで髪を洗う

 プールの塩素や銅で緑っぽくなってしまった場合は、「クレンジングシャンプー」を使って髪を洗うのもひとつの手。

 クレンジングシャンプーとは、普段のシャンプーで落としきれない汚れをオフしてくれるアイテムのこと。一般的に通常のシャンプーより洗浄力が強く、頭皮の毛穴に詰まった皮脂や汚れを効果的に落としてくれるほか、ブリーチ髪と結合した銅や塩素を早く落とすことができるとトムは言う。

画像: 解決策2.クレンジングシャンプーで髪を洗う

 一方で、カラーリストのジョッシュ・ウッドは、「急激な変化は期待しないでください」と警告。クレンジングシャンプーは、あくまで少しずつ色を取り除くことしかできないため、1日に何度もクレンジングシャンプーを使うのはNG。かえって頭皮が乾燥してトラブルを引き起こす恐れがあると忠告した。

 セルフカラーの失敗をなかったことにしてくれるプロのテクニック。忙しくてヘアサロンに行く時間がない人や、なるべくコストを抑えたい人は参考にしてみては。(フロントロウ編集部)

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