ダヴ・キャメロンらが出演することが決定し、注目を集めていた実写版『パワーパフ ガールズ』の製作が中止となったことが明らかになった。(フロントロウ編集部)

実写版『パワーパフ ガールズ』が製作中止

 ディズニーチャンネルのテレビ映画シリーズ『ディセンダント』で知られるダヴ・キャメロンがバブルスを、マーベルのテレビドラマシリーズ『マーベル エージェント・オブ・シールド』のクロエ・ベネットがブロッサムを、ブロードウェイを中心に活躍してきたヤナ・ペローがバターカップを演じて製作が進められていた実写版『パワーパフ ガールズ』が、製作中止となったことがわかった。

画像: 実写版『パワーパフ ガールズ』が製作中止

 実写版『パワーパフ ガールズ』は米CWで製作が進められていたが、中止となったことをTVLineが報じた。同作は他のいくつかの作品と並んで中止になったことが伝えられており、CWのエンターテイメント部門で代表を務めるブラッド・シュワーツ氏はTVLineに「我々は既にスタジオにそれらの作品を戻しました。従って、彼らはどこでも自由にそれらを製作し、売ることができます」と語って、実写化の権利を手放したことを認めた。

 同作は2021年に一度パイロット版の制作を終えていたが、CWがその出来に納得がいかず、作り直しになることが伝えられていた。

 当時CWの代表を務めていたマーク・ペドウィッツ氏は同作のパイロット版を作り直すことにした背景について、「今回のケースでは、『一度戻って、振り出しまで立ち返ってみよう』ということになったのです。これはパワフルな作品であり、多くの方々の関心を集めるものです。我々としては、ふさわしい作品として世に出したいと考えています」とTVLineに語っていた。

 多くのファンを持つ『パワーパフ ガールズ』なだけに、実写版の制作には大きな期待が寄せられていたが、残念ながら中止されることとなった。今後、別の放送局で改めて一から作り直される可能性はあるが、その場合はキャストも選び直しになる可能性が高そう。(フロントロウ編集部)

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