ブリー・ラーソン、ヒーロー役に慣れすぎて戦うシーンに苦戦
公開中の映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』で新キャラ、テスを演じるブリー・ラーソンが、“とある理由”から戦うシーンの撮影で調整をする必要があったことを米Entertainment Tonightのインタビューで明かした。
ご存じの方も多いと思うが、ブリーは映画『キャプテン・マーベル』をはじめとするマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品で、スーパーヒーローのキャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベルを演じている。キャプテン・マーベルは特殊なパワーを持っているが、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のテスはスーパーヒーローではないので、戦うシーンの撮影で少々戸惑ったという。
「私がこれまでにやったことがある戦闘シーンは、キャロル(キャプテン・マーベル)として極限の力を発揮するものばかりだったので、調整する必要がありました。(キャプテン・マーベルのときは)私がパンチをしたら、相手が吹っ飛んでいくのは当たり前でした。だから、この作品では現実的になるように再調整することを学ぶ必要がありました。普通の人たちは(パンチをしたら)ただ倒れます。宇宙まで飛んでいくことはありません。変な感じがしました」
一緒にインタビューを受けたサイファー役のシャーリーズ・セロンは、その話を聞いて「『(パンチしても)これしか動かないんだ』って感じだったわけね」とツッコミを入れた。
ちなみに、ブリーは『ワイルド・スピード』シリーズに出演できたことがただただ嬉しかったそうで、「ずっと嬉しくてしょうがありませんでした。特別でした。リハーサルをしていたときに、目の前の光景に夢中になりすぎてしまって、『ああ、私も参加して戦わなければ』と思うことが何度もありました」と、エンタメ系のYouTubeチャンネル「Screen Slam」に出演した際に語っている。(フロントロウ編集部)