6月9日(金)に全国公開を迎えるディズニー最新作『リトル・マーメイド』より、セバスチャン役の木村昴が歌う「アンダー・ザ・シー」プレミアム吹替版のミュージッククリップが解禁された。(フロントロウ編集部)

「アンダー・ザ・シー」プレミアム吹替版のミュージッククリップが解禁

 時代を超えて人々の心を動かす物語を贈り続けているウォルト・ディズニー・カンパニー。1991年(USでは1989年)に公開され、『美女と野獣』『アラジン』の名作誕生へと続くきっかけになった、ディズニー・アニメーションの金字塔『リトル・マーメイド』を、ディズニー創立100周年の今年、ついに実写映画化! 日本では6月9日(金)に全国公開を迎える本作より、「アンダー・ザ・シー」プレミアム吹替版のミュージッククリップがついに解禁された。

 美しい歌声を持ち、人間の世界に憧れている人魚アリエルは掟によって禁じられているにもかかわらず、人間の世界に近づき、嵐に遭った王子エリックを救う。人間の世界に飛び出したいと願うアリエルに向けて作られたこの曲は、ディズニー・アニメーション映画のゴールデンコンビである、ハワード・アシュマン(作詞)とアラン・メンケン(作曲)が製作。第62回アカデミー賞で歌曲賞を、第33回グラミー賞で最優秀楽曲賞を受賞した珠玉のナンバーとなっている。

 劇中で歌うのはアリエルの父である“海の王”トリトンの執事長であるカニのセバスチャン。真面目で責任感が強い為に自由奔放なアリエルに振り回されるセバスチャンを悲哀たっぷりに演じたのは人気声優でありながら、ラッパーや俳優など幅広く活躍する木村昴氏。ラップ調の楽曲で高いスキルが求められるこの難しいナンバーを本クリップで見事に披露した。

 解禁されたミュージッククリップはこちら。

 本クリップは海底とは思えない明るいシーンから始まる。ピンクのクラゲがアリエルを囲む幻想的なシーンから入り、カラフルな深海魚たちと戯れるアリエルに向かって海藻の中からカニのセバスチャンが登場。陸で出会った王子に恋をして「海から出たい」と願うアリエルに対し、「まわりを見てご覧/この海の底/なんて素敵な世界だ/これ以上なにを望む?」と何とか引き留めようとセバスチャンが奮闘する。

 歌に合わせるように色彩鮮やかな海の底の仲間達が次々と現れる世界は美しく、アリエルを囲む海の世界は最高だ!と伝えるセバスチャンの歌は観る者もワクワクするシーンになっている。アニメーション版では歌わなかったアリエルもコーラスで参加し、吹替版でアリエル役を演じた豊原江理佳の声が陽気なカリブ音楽に華を添えている。

 歌自体は同じでも、編曲、アレンジを少し新しくしているという本曲。木村さんも「自分なりに解釈して、よく知っている『アンダー・ザ・シー』ながらも、新鮮さを出せたらと意識して歌わせていただきました。聴いていただければ海の中の素晴らしさがみなさまにも伝わるかと思います!」とコメントをしているように、プレミアム吹替版ならではの映像と歌を堪能することができる。

 先駆けて解禁された「アンダー・ザ・シー」や、美しい歌声を持ち人間の世界にあこがれる人魚アリエルがその切ない想いを込めて歌った曲「パート・オブ・ユア・ワールド」という既出の楽曲に加えて、作曲家アラン・メンケンと、リン=マニュエル・ミランダの豪華コラボレーションにより今作オリジナルの新曲が3曲あることも発表されている。確かな実力を誇る吹替版キャストのメンバーたちがどう歌うのか、字幕版と合わせてプレミアム吹替版にも期待がかかる。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.